ペットの訓練と交通ルール

以前、正しい犬の散歩の仕方について、少々書かせて頂いたのですが、
その中に、犬は飼い主の左、というものがありました。
ただ「これだと犬が車道側になって危ない」と、
感じている飼い主さんも多いことかと。
もっといえば、狭い道を右側通行で行けば、
他の散歩中の飼い主さんたちとすれ違うとき、
犬同士の距離が近くなり、トラブルの原因になるかもしれません。
なんだか日本の交通ルールにそぐわないところです。
そもそもが「犬は左・飼い主は右」という訓練の仕方になったのは、
どういう理由なのでしょうか?

 

犬の訓練士を育てる「日本訓練士養成学校」の教頭先生である
藤井聡さんの説明によると、
「犬は西洋で警察犬や軍用犬として使われてきました。
そのとき、人は右側に銃を持って行動するので、犬は左。
左横にぴったりついて歩く訓練が徹底しておこなわれてきたんです」
とのことでした。
当時の事情などを考慮せず受け入れてしまった結果のようですね。

 

しかし、我々一般家庭に暮らす愛犬たちには、
左右どちらでも歩けるように訓練しておくのが良いようです。
通常は右側通行なのですが、
道路交通法でも、右側通行が
「危険であるとき」「その他やむを得ないとき」
は左側通行ができると明記されているのです。
路肩の駐車や、工事中、作業中など、様々なケースがあると思います。
また、車が入れない道なども右側通行である必要はないようです。

 

ペットについてに限らず、相手の事を想うがゆえに、
ルールに固執しがちになることもあります。
決まり事やルールを深く知る事で、
より状況にあわせた対応が出来るのではないでしょうか。

 

 

福岡 ペット火葬、ペット葬儀、ペット霊園のご依頼はペットライフサポートへ
ご依頼ください。

 

******
元記事:「sippo」
http://sippolife.jp/article/2016083100001.html