ネコちゃんの4000年の歴史
元記事では、古代から現代までのネコちゃんたちが、
辿ってきた歴史を紐解く本が紹介されています。
ネコちゃんの祖先が、リビアヤマネコであることは知られていますが、
そこから現代までどのような道のりがあったのかは、
なかなか知る機会はありません。
元記事で紹介されている書籍には、
人とネコちゃんの4000年の歴史が紹介されているそうです。
例えばヴィクトリア女王は、
犬好きとして知られているのですが、
実はネコちゃんのことも好きなのではないか？という話が紹介されています。
根拠として挙げられているのは、
功績のある者に、英国動物愛護協会から授与されるという女王メダル。
このメダルには身近な動物たちがデザインされているのにもかかわらず、
ネコちゃんは載っていなかったのだそうです。
原因として考えられているのは、
それまでイギリスの人々が、ネコちゃんに対して、
あまり良いイメージを持っていなかったのではないかということ。
それをヴィクトリア女王が、メダルに猫も取り入れるべきと主張し、
猫に対してのイメージを変えようとしたのだそうです。
また、ネコちゃんにとっての苦難の歴史も紹介されています。
とある外科医が、猫アレルギーの症状を、
過剰に問題視していた話や、
別の牧師さんが、その外科医の説を解説し、
「猫の肉は有害」
「猫の歯には毒があり、噛まれると死ぬ」
などとし、人と猫を遠ざけようとしたのだとか。
この様にネコちゃんとの歴史は、
一筋縄ではいかないことも多かったようです。
それでもめげずに一緒に居てくれるネコちゃんは、
実はとても従順な生き物なのか、
もしくはとっても図太く寛大な心の持ち主なのかもしれません。
ネコちゃんの歴史を紐解いてみれば、
愛猫へのイメージも、少し違ったものになるかもしれませんね。
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元記事：「ダ・ヴィンチニュース」
https://ddnavi.com/review/456062/a/
