ペットに関する航空会社の事件

ペットたちとのお出かけは楽しいものですが、
逃げたり、迷子になったりして、ペットとはぐれてしまうのではないかと、
心配に思う飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
大体の場合、そういった心配は杞憂に終わりますが、
引っ越し中にペットとはぐれてしまう事故が実際あったようです。

 

アメリカでのこと。
飼い主さんは、その日引越しの途中で、
新居まで飛行機を利用することになっていました。
飼い主さんたちは、無事に目的地の空港まで到着したそうで、
貨物便に乗せられた愛犬を迎えるだけとなりました。
しかし、そこにやってきたのは全く見知らぬワンちゃん。
なんと愛犬は乗り継ぎ先で、他の犬と入れ替わってしまい、
はるばる日本までの貨物便に乗せられてしまったのだとか。
航空会社は、別の貨物便でアメリカまで送り届けるつもりだったそうですが、
それに飼い主さんは抗議し、その後プライベート機に乗せられて、
新居のある土地の空港まで戻ってきたのでした。
最初に貨物便に乗せてから、実に2日も経ってからの再会となりました。

 

このようなミスをしてしまった航空会社は、
その日の前後にも、ペット絡みで違った問題を起こしていました。
航空会社のCAは、乗客がキャリーバッグに入れて同上させていたペットを、
座席上部の手荷物棚に入れるように指示したということです。
それは、愛犬の搭乗費用を別に支払っていたにもかかわらずのことでした。
しぶしぶ指示に従った飼い主さんでしたが、
3時間半ほどのフライトの後、愛犬は息を引き取っていたのだそうです。
おそらくは荷物棚の中で窒息したのではないかということです。

 

このようなミスは許されるものではありませんが、
サービスを利用する側からすると、
万が一の事態というは起こりうるものと考えておくべきかもしれません。
ただ、利用するまえに、しっかりと下調べはしておくべきでしょう。
愛するペットを守れるのは、飼い主である自分自身だけなのですから。

 

 

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元記事:「Techinsight」
http://japan.techinsight.jp/2018/03/ellis05490317.html