県域を越えた保護施設

「朝日新聞デジタル」
http://www.asahi.com/articles/ASJ3C55XSJ3CTPJB01J.html
東北・関東で起きた震災の後、
多くのペットが路頭に迷い、
また、それを救うために動物保護団体が活動を行ってきました。
災害時のペットの受け入れ態勢そのものが見直され、
自治体によっては、ペットと共に避難できるスペースなども、
用意されるようになっています。

 

そんな中、九州沖縄地方及び山口県で大災害が起きた際に、
ペットを保護するための施設「九州災害時動物救援センター」が、
大分県九重町に造られるそうです。
環境省によると、
災害時に都道府県域を超えてペットを保護する施設は全国初となるようです。

 

動物愛護に取り組む一般社団法人「九州動物福祉協会」(福岡市)が、
センターを設置、運営し、災害時に飼い主とはぐれたり取り残されたりした
犬や猫を、飼い主が見つかるまで保護します。
ふだんは、引退した警察犬や盲導犬の受け入れ施設として使用するとのことです。

 

やむをえず、ペットを連れていけなかった場合や、
出先での災害で、ペットとはぐれてしまった場合、
こういった施設があることは、飼い主にとって喜ばしいことですね。
出来るだけ利用せずに済むのが良いのですが、
災害はいつ起きるかわからないものです。
普段から同行避難の場合などの緊急時の知識を持つことが大切でしょう。

 

 

14日以前に、この記事を書きましたが、
実際、起こって欲しくない事が起きてしまいました。

 

熊本や近隣で被災された方々、また関係者の皆様に、
謹んでお見舞い申し上げます。