熊本震災でのペット同行避難

「Yahoo!ニュース」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160426-00010000-sippo-life
東日本大震災や新潟県中越地震では、
ペットと同行して避難することが難しいため
ペットを置き去りにせざるを得ないケースが相次いだそうです。
このため、環境省は2013年6月にガイドラインを設け、
自治体に対して、飼い主に同行避難を呼びかけ、
受け入れ可能な避難所へできるだけ誘導するよう推奨しています。
ただ、拘束力はなく、実際の運用は市町村などが決めているそうです。

 

今回起きた熊本県の震災では、
水害などの例を除けば、本格的に同行避難が行われるケースとなりました。
しかし、実際はペット同伴では避難所に居辛く、
水不足の状態では、ペットに水を与えることが非難されることもあるようです。

 

そんな中、熊本市中央区の「竜之介動物病院」には、
ペットを連れた被災者が最大で200人以上身を寄せています。
東日本大震災の被災地を訪れた徳田竜之介院長(54)が、
ペットも受け入れる施設の必要性を痛感し、
2年半前、病院の床面積を3倍に広げていたのだそうです。

 

国や自治体の現状の対応では、同行避難の理想と現実は、
かけ離れていると言わざるをえないようです。
避難者がペットを好きか嫌いかという問題以上に、
アレルギーを持った人もいること考えれば、
必ずしも受け入れられない避難所側を問題視することは出来ないでしょう。
災害時の教訓を生かし、ペットの有無は関係なく、
普段から国や自治体に働きかけていく必要があるのではないでしょうか?

 

 

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