介護が必要になったときの問題
ペットは大切な家族であり、別れの日のことなど考えたこともない、
という飼い主さんもいらっしゃることでしょう。
また、考えたことはあっても、
最後まで一緒に居たいという想いがあるのも当然ではあります。
しかし、現実的にどちらかが先に旅立ってしまう避けられません。
老後にペットを飼い始める方もいらっしゃるようです。
その場合、ペットが老齢になる頃には自分たちも老齢になっています。
ペットにおける老々介護の問題も、最近ではよく聞かれる話です。
ペットが大型犬などの場合は、
若い人でもその介護の負担は大変なものになります。
逆に自分たちが介護が必要なことになった場合は、
愛するペットたちの世話は、誰がしてくれるのでしょうか?
人間の介護をしてくれるサービスに、
介護保険適用のホームヘルパーによる生活援助サービスがあります。
しかしこれは、ペットたちの世話をしてくれるものではありません。
「ちょっと餌をあげるくらい」
「トイレの掃除くらい」
と考えられるかもしれませんが、
そういったものは生活援助の範囲外とされ、
規則によって禁止されているのです。
当然、飼い主さんの代わりに散歩などもできませんし、
日常生活に必要なものを買いに行った際に、
「ついでに」とペットフードなどを
買ってくることも禁止されているようです。
こうなるとペットシッターなどをお願いして、
日々の世話をしてもらうしかないのですが、
今の所ペットシッターは保険適用外ですし、
全額負担となると、1日1時間3000円としても、
30日で9万円もの負担となってしまいます。
今後も一人暮らしの寂しさを紛らわせるために、
ペットを飼い始めるということも増えるかもしれません。
それが悪いとは言えませんが、
もし世話が出来なくなったとき、誰にどのようにお願いして、
愛するペットの世話をしてもらうのかを、
しっかり考慮していく必要があります。
かわいい、楽しいだけがペットの世話ではありません。
ペットたちの将来を考え、
出来れば最後の別れのことも考えておくことも、
必要なことなのだと思います。
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元記事:「プレジデントオンライン」
http://president.jp/articles/-/24306