盲導犬も1匹の犬

先日、とあるホームページの記事で、
海外のとある盲導犬とその家族に関してのものがありました。
その仔は街中を歩いている時に、使用者さん(飼い主さん)を、
ごく自然にペットグッズショップに誘導していくというものでした。
なにか欲しいものがあったのでしょうか??
もちろんこういった行動は、盲導犬の役割としては問題なのでしょうけれど、
介護犬や補助犬なども、1匹のワンちゃんであるということを、
強く考えさせられます。

 

もっと昔の話では、使用者さんと一緒に交通事故に巻き込まれる際に、
使用者さんを押したり、自動車の前に体を投げ出すようにして、
必死に守ろうとしたという話もあります。
極力、自分の感情で動かないように訓練されていても、
それでも使用者さんへの愛情なのか、義務感からなのか、
盲導犬が普段では考えられない行動をとることもあるようですね。
そのようなことが出来るのは、
盲導犬と使用者さんの間に強い絆があるからでしょう。
使用者さんにとっては、盲導犬も体の一部なのです。

 

彼らはほとんどが大型犬であるものの、
訓練の関係上、穏やかでゆっくりとした動きをするので、
とてもおとなしい仔であるように見えます。
ついついさわりたくなるのですが、
そこは先程も書いたとおり、
使用者さんの体に触れることと考えてください。
どうしても触りたい時は、必ず使用者さんに声をかけ、
許可をいただくようにしましょう。

 

日本全国での視覚障害者の方々の数に比べ、
実は盲導犬は1%もいないのが現状だそうです。
生まれた仔を育て、訓練し、
適正のある仔を使用者さんへと送り出すことは、
大変な労力と費用がかかります。
街中で募金活動などを見かけた時は、
是非とも多少でも寄付をしていただければ、
今後の活動の助けになることと思います。

 

 
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元記事:「zakzak」
https://www.zakzak.co.jp/lif/news/180126/lif1801260010-n1.html