ネコブームの陰で

一般社団法人ペットフード協会が2017年12月に発表した内容によれば、
1994年の犬猫飼育実態調査開始以来、
はじめてネコの飼育頭数が、イヌを上回ったのだそうです。
しかし実際のところは、ネコの飼育頭数は大体おなじところを推移しており、
イヌの飼育頭数が右肩下がりだったために、この様な結果になったようです。
昔より一人暮らしのパートナーにペットを・・・という人も増え、
散歩や遊びなどで、どうしてもネコより手間がかかってしまうイヌが、
敬遠され続けた結果ともとれます。
それでも「ネコノミクス」といった言葉もあるように、
ネコ人気が高まっているのは間違いないようです。
SNSなどで画像を共有して、自分のネコ自慢なども珍しくありません。
一方、その陰でまた、
イヌブームと同じことが繰り返されようとしているようです。

 

ペットブームは、テレビやCMの影響が非常に大きく、
その時々で売れ筋が変わっています。
その売れ筋の犬種などを無理やり「生産」して、
販売する悪質な業者が問題視され、
近年の動物愛護法で規制がされたものの、
まだまだ法で処罰されない程度に悪質な業者も多いようです。
それに関連して、売れ残りとされるようなペットを引き取る、
「引き取り屋」と呼ばれる業者もいるのだといいます。
狭い檻の中で運動や遊びもさせてもらえず、
ただただエサだけを与えられ、一生を過ごすのです。
この引き取り屋が生まれた理由も、ひとつの抜け道からで、
保護施設や保健所などが、犬猫の引き取りを拒否できるようになったため、
有料でも売れ残りを押しつけることが出来る業者が増えました。
悪質な業者が、さらに悪質な業者を呼ぶ悪循環ですね。

 

SNSなどで自慢をするためにネコを購入する方もいるようですが、
多くの人は保護した仔を大切に育てて、
本当の意味で自慢の仔を、みんなに見てもらっている気がしますし、
そういった仔ほど、話題に上がっている気がします。
大きく増減したわけでもないものの、
そういった「保護した」というSNSでの報告は目立つようになりました。
これはインターネットの発達により、
簡単に情報共有が出来るようになったのが大きいですね。

 

ペットショップは無くすべきだとか、
保護動物しか扱わないようにするべきだとか、
様々な意見が聞かれますが、
次の法改正で、もっと取り締まりが厳しくなるのは、
間違いないのではないでしょうか。
法整備も大切なのですが、
捨てられたり保護されたりした、小さな命であっても、
飼い主にとってはかけがえない愛する家族ということを、
多くの人たちが気づいていけば、
ペットたちを取り巻く環境も変わっていくのではないか、と思います。

 

 

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元記事:「読売新聞」
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20171228-OYT8T50000.html