ハリケーンと動物たち
私たちの国では、地震を始め、毎年のように訪れる台風や大雨、
また、火山の噴火など、様々な自然災害の脅威に晒されます。
危険地域に住む人々はそのたびに避難するのですが、
最近では、その際のペットたちとの同行避難も呼びかけられています。
海外でももちろん自然災害は起こり、
アメリカでは、もっぱらハリケーンでの被害が多いようで、
今年の夏にも、大規模なハリケーンによる被害がもたらされました。
その時、残されたペットたちは、一体どうなったのでしょうか?
ハリケーン「ハービー」は、
テキサス州に直撃し、実に3万人以上が避難を余儀なくされました。
しかし、中にはこの洪水の中に留まろうとする人々もいたそうです。
彼らは、地元に住む住民たちで、
残されたペットたちを保護しようとしたのでした。
多くの動物が救助され、
動物虐待防止協会や現地の動物レスキュー団体は、
何百もの動物たちを保護したのだといいます。
さらには問い合わせが殺到し、
保護された動物を家族として迎え入れるため、
2時間以上も電話で待ち続ける人もいたのだそうです。
日本ではまだまだ動物たちを取り巻く環境や意識、考え方などは、
未熟な部分が多いと思います。
イヌやネコなど、私たちの生活を支えてくれた動物たちも、
今ではその役割を終え、また新しい役割をもつ仔たちもいます。
これからのペットたちとの付き合い方を作っていくことも、
ペットを飼う私たちの責務なのかもしれませんね。
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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/34456/