ネコちゃんの老化の兆し

人も動物も、命ある限りは、いつかは別れが来てしまうものです。
ペットとして人気がある、ワンちゃんやネコちゃんたちも、
獣医学の進歩により、平均寿命は延びてきましたが、
それでも長くて15~20年くらいの命です。
元記事では、ネコちゃんの老化の兆しについて書かれています。

 

基本的にネコちゃんは、人間の1年で15歳、2年で24歳にあたると言われ、
それからは1年ごとに4歳ずつ歳をとるのだそうです。
個体差はあるものの、7~10歳くらいから、老化が始まるそうですが、
老化の兆候はどのような部分にみられるのでしょうか?

 

ネコちゃんに限ったことではありませんが、
体力と運動量が落ちて、寝ていることが多くなります。
いつも寝ているからわからない、と感じますが、
いつもやっていること、例えばお出迎えや付きまといなどが無くなり、
寝ている場合が出てくると、サインかもしれません。
また、老猫はよく爪がのびるそうですが、
これは成長が早くなっているのではなく、動くことが少なくなり、
ネコちゃんの爪が自然に削れることが無くなるからなのだとか。
運動量の低下の影響は、このようなところにも表れるのですね。

 

粗相をしたりするのも兆候のひとつですが、
これはボケというよりは、老化で嗅覚が鈍くなっていることが原因だそうです。
ネコちゃんは、食事やトイレをするのに、嗅覚に頼るとのことで、
鼻が悪くなっていることが、トイレの失敗などに繋がります。
感覚でいうと視覚も悪くなります。
ふらふらとしたり、ぶつかったりしている場合は、
目が衰えているのかもしれませんね。

 

見た目にもわかりやすい部分として、毛ヅヤが悪くなるそうです。
自分での毛づくろいが少なくなっているために、
毛がパサついたりしてくるのだとか。
身体が汚れているままになっていたりもするそうですが、
入浴させるのは、体力的にもストレス的にもあまりよくないですので、
そのような時は、部分シャンプーやウェットシート等を使い、
汚れをとってあげましょう。

 

運動量が落ちる前の若い時から、積極的に遊んであげると、
体力低下を遅らせることは出来るでしょう。
よく高齢のネコちゃんは、腎臓を悪くしてしまうのですが、
老猫向けのフードもあるようですので、
獣医師さんに相談しながら、食事の改善も考えましょう。
若い時は何も問題が無かった段差なんかも、
もしかしたら負担になっているかもしれません。
ステップを用意してあげるなどの配慮も必要です。

 

哺乳類はメスの方が寿命が長いと一般的に言われているように、
ネコちゃんもメスのほうが寿命が長い傾向にあるようです。
その他にも、長毛種より短毛種、純血種より混血種のほうが、
寿命が長いと言われています。
ただそれも、あくまで傾向であり、個体差も、もちろんあります。
少しでも長く一緒にいれるように、日頃から健康に気を使っておきたいですね。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/33900/