ワンちゃんの怒りの原因

随分と昔のことになりますが、
「キレる若者世代」なんていう言葉が流行った時期がありました。
凶悪な少年犯罪が相次ぎ、その事件の犯人の少年らが、
1982年(その前後)生まれだったため、それらの年代を指して、
この言葉が作られたようです。
原因として、悪い意味で同世代にライバル心を持っていたり、
悪影響を受けてしまったのではないかという分析もありますが、
時代に抑圧された結果として・・・という見方もあるようですね。
そして、この「キレる」という現象、
実はワンちゃんにも同じことがあるそうです。
今まで怒ったり攻撃的になることは無かったワンちゃんたちが、
なぜ急に飼い主さんたちや周りの人間を傷つけるのでしょうか?

 

ワンちゃんが怒るのには、何かしら原因があります。
ワンちゃんにとって「怒り」とは不快な感情であるため、
何も原因がないのに怒るということは、無いはずです。
元記事では、5つの原因を挙げています。

 

闘犬などにみられるものに、先天性の異常により、
怒りと攻撃行動をとるというものがあるそうです。
イングリッシュコッカースパニエルが例として挙げられていますが、
「激怒症候群」という症状があり、
生まれ持って怒りと攻撃行動をとりやすい仔がいるのだとか。
こういった場合は、獣医さんに相談してみる必要があります。

 

お気に入りのおもちゃやご飯などに横から手を伸ばしたりすると、
飼い主さんであっても、激しく怒る仔もいます。
それぞれ「所有性攻撃行動」「食物関連性攻撃行動」と呼ばれますが、
飼い主さんに自分のモノを渡さないというのは、
信頼関係にも問題があるのかもしれません。

 

散歩や遊びなどの運動不足や、
飼い主さんに構ってもらえないことから不満が、ストレスとして蓄積した結果、
怒りや攻撃行動をとってしまう場合もあるようです。

 

飼い主さんが知らない間に、
怪我や病気による不調を抱えているかもしれません。
ワンちゃんに限らず、不調や痛みがある状態では、
近寄る人たちに対して攻撃的になってしまうこともあります。
ですので、怪我をして倒れている動物を保護する場合は、
いきなり触ったりせず、攻撃的な態度をとったりしていないかを、
十分注意しておく必要があります。

 

強い恐怖心を感じている場合、ワンちゃんは逃げるか戦うかの行動をとります。
逃げたくても何か理由があって逃げられないような時も、
恐怖の限界を超えてしまった場合、攻撃行動をとるかもしれません。
唸り声や、鼻の上にしわを寄せて、怒りの表情を見せるので、
わかりやすいかと思いますが、普段は逃げ腰な仔でも、
不必要に追い詰めるようなことは止めましょう。

 

上記のような理由が、ほとんどの怒りの理由だと思います。
こうしてみてみると、
飼い主さんの愛犬への接し方に問題があることがわかりますね。
環境の変化などで、ワンちゃんたちに、
何かストレスを与えていたりはしませんでしょうか?
改善できる部分は、意識して改善していき、
それでも怒りや攻撃が収まらないようでしたら、
獣医さんや、トレーナーさんへ相談してみるのも良いでしょう。
ワンちゃんたちも決して好きで怒っているわけでは無いですし、
誰かを傷つけることを好んでいるわけではありません。

 

 

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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/7189