ハイテンションなネコちゃん
ネコちゃんを飼ってらっしゃる方なら見たことがあるかもしれませんが、
愛猫がトイレを済ませた後、いきなり走り回ったりすることがあります。
ネコ好きの間では良く知られている行動であり、
「トイレハイ」「ウンチハイ」と呼ばれたりしていますね。
このトレイハイは、オシッコよりウンチの後の方が起きやすいらしく、
大きな声で鳴いたり、毛を逆立ててみたり、激しく爪とぎをしたりと、
いつもとらないような行動をみせたりします。
筆者も知り合いの家で一度見ましたが、
いつもは大人しくてあまり激しく動かない仔が、
いきなりクローゼットの扉にとび蹴りをしていたのでびっくりしました。
このトイレハイ、何故なのかははっきりとしたことはまだわかっていません。
しかし、諸説あるうちで有力とされているものは、
野生の名残であると考えられているようで、
１つは「安心したため」だといいます。
排便中は無防備であるため、危険で緊張する時間でもあります。
そこで無事終わったあと、安心して走り回ったりするのだとか。
また「逃げ出すため」という説もあり、
こちらは外敵から自分の存在を悟られないようにするためだそうです。
トイレの前後に砂を使って痕跡を隠そうとするのも、
そのためだということです。
逆に「自分の存在を知らせるため」という説も興味深いです。
ネコちゃんの排便後に砂をかけて隠さない場合もあり、
縄張りを示すための行動であるということです。
他にも飼い主にトイレを知らせるためだという説や、
トイレそのものが好きでないから、という説もあるようです。
特にトイレが嫌い説は、トイレを大きくしたり、清潔に保つことで、
トイレハイが無くなるという話もあることから、
それなりに信憑性もあるようですね。
毎回思いますが、ネコちゃんの行動の謎は非常に多いですね。
はるか昔から人間と暮らしてきたことを考えると、
実はネコちゃんたちのほうが、
我々人間のことを深く知っているのかもしれません。
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元記事：「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/26286/
