ワンちゃんのヘルニア

同僚の飼っているミニチュアダックスくんは、
以前、椎間板ヘルニアを患い、手術を行ったのだそうです。
今では元気にいたずらをしたりするようで、
快復して良かったと思いますが、
当時の手術後の写真は、痛々しいものでした。

 

椎間板ヘルニアは、胴長な彼らの宿命ともいえます。
他の犬種と比べた時に、10倍以上も発症しているのだそうです。
その椎間板ヘルニアですが、発症部位によって
頸椎椎間板ヘルニアと胸椎椎間板ヘルニアに分かれます。
そして、ワンちゃんの椎間板ヘルニアの約15%が、
頸椎ヘルニアなのだそうです。

 

初期症状として、
・頭を低くして、背中を丸めて歩く
・首をすくめて動かない
・首輪や散歩ヒモで、首に負担がかかると痛がる
・頭を動かすことや触られることを嫌がる
などが挙げられています。
重症化すると四肢麻痺になる危険もあるため、
すぐに動物病院へ連れて行ってあげましょう。

 

椎間板ヘルニアの原因として、
肥満や老化、激しい上下運動などが挙げられています。
ダックスフントの他には、ビーグルやペキニーズ、コッカースパニエルなどが、
多く発症の報告があるようですね。
予防として、
首を引っ張るような散歩ヒモは避けること。
ジャンプして、ベッドやソファなどに昇り降りさせないこと。
また、フローリングで足元がすべることも、
身体に負担がかかるそうですので、カーペットなどで負担を軽減しましょう。
老化はしかたないですが、
運動不足や食べ過ぎでの肥満は気をつけたいところですね。

 

ヘルニアは治療が長くかかることや、手術の医療費の負担も大きいものです。
なんでも、ペット保険のなかには、
ヘルニア手術は対象外になっているものあるのだとか。
普段からのケアで、健康な生活を送らせてあげたいものですね。

 

 

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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/6194