野良猫を捕まえる

子どもの頃、野良ネコとその仔を飼っていましたが、
やはり野良は警戒心が強いというか、自立心が強い感じで、
決して甘えたりはしてこなかったです。
ちょっとだけ触らせてもらったことはありますが、
自分からアピールはしてこなかったですし、
ゴロゴロという声も聞いこともありません。
ただ、野良の仔は子猫の頃から一緒だったせいか、
半野良でありながら、帰りを迎えてくれたり、
足の上に丸くなったりと、甘え上手だった印象です。

 

野良猫を簡単に分けると、生まれた時から野良の仔と、
飼い猫だった仔が逃げた、あるいは捨てられたケースに別れるようです。
警戒心が強い野良猫をみると、生粋の野良なのだろうなと思いますが、
尻尾をぴんっと立てて、にゃあにゃあと寄っていくネコちゃんは、
きっと元飼い猫、あるいはお出かけ中の半野良かもしれません。

 

彼らは彼らできままに生きているのだと思いますが、
中にはちょっとかわいそうに感じる野良、
例えば酷い怪我をしていたり、
ガリガリに痩せていたりと、
このままにはしておけない!と感じる仔もいるものです。
自分が何とかしないといけない。
でも、警戒心の強い彼らをどうやって捕まえたらいいのでしょう。

 

方法としては、何とか警戒心を解いてもらうか、
罠のようなもので捕獲する、
道具を使って無理やり捕まえるなどがあります。
見た目に元気そうであれば、長い時間のコミュニケーションを通して、
捕まえることも出来るかもしれません。
しかし、怪我や弱っている仔であれば、
素早く捕まえて、治療してあげたいものです。

 

野良猫は、まず寄生虫など何らかの病気を持っているので、
必ず動物病院へ連れて行きましょう。
ワクチン接種も、ちゃんとしてもらいましょう。
野良ちゃんが、我々の環境に慣れるのには、
相当忍耐が必要になります。
脱走するケースもありますので、気を付けましょう。

 

なんにせよ、捕まえた後のことをしっかり考えないといけません。
自分で飼うことが目的でなかったとしたら、
里親を探すのか、去勢や避妊などをして、再度離してあげるのか。
迷子の仔だったのなら、飼い主を捜してあげるのか。
それとも・・・。
無責任に捨てるということだけは、絶対にやめましょう。
一緒に住み始めた時から、私達とネコちゃんは、家族なのです。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/24384/