動物達と事件・事故
先月のことですが、祖父母が飼っていたゴールデンレトリーバーが、
生後10か月の孫をかみ殺してしまうという、
痛ましい事件がありました。
シングルマザーだった娘さんは、普段保育園に預けるようにしていましたが、
その日は、赤ちゃんが熱を出していたため、
祖父母の家に預けてあったそうです。
祖父母は合計4頭のワンちゃんを飼っており、
その前にもワンちゃんを飼っていたなど、飼育経験は豊富だったようでした。
レトリーバーもおとなしい仔で、トラブルを起こしたことが無く、
飼い主であるお婆さんも、むしろ「臆病な仔」と表現しています。
では何故、このような事件が起きてしまったのでしょうか。
元記事では獣医師の目線で、原因に触れてあります。
1つは、赤ちゃんに怯えたという説が挙げられています。
レトリーバーが、人間の赤ちゃんを見る機会や、
お孫さんに会ったことがあったのかなどはわかりませんが、
ハイハイする見知らぬ生きものに怯えていた可能性はあります。
2つ目は、飼い主にかわいがられる赤ちゃんに対して、
嫉妬していたのではないかという話です。
家族でもない小さな生きものが、何故かかわいがられていることに、
嫉妬心を持っていたとしてもおかしくありませんね。
3つ目は、何らかの危険を感じたレトリーバーが、
赤ちゃんを助けようとしていた可能性です。
臆病なワンちゃんが、咄嗟に赤ちゃんを咥えて運ぼうとしたけれども、
加減がよくわからずに傷つけてしまったのかもしれません。
動物のことが良く分かっているつもりでも、
事件や事故が起こることはあります。
ほかにも動物園では、飼育員が動物に襲われたりする事故も起きています。
ライオンが飼育員を襲ったり、ゾウが突然暴れたりと、
死傷者が出ているのです。
もちろん、これらにはなんらかの原因があるはずなのですが、
それが何なのか分からないこともありえます。
ワンちゃんネコちゃんがだらしなく寝ている様子をみていると、
この仔たちは、野生は失くしてしまったんだなと感じます。
しかし、相手は動物で、もし本気で暴れられたら手を付けれない、
ということは心の隅に留めておきたいところです。
ペットでもそうでなくても、動物たちと正しい距離を保つことで、
悲しい事件・事故を防ぎたいですね。
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元記事:「ダイヤモンド・オンライン」
http://diamond.jp/articles/-/124972