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ペットの高齢化問題については、ブログでも何度か書かせて頂いております。
その中での解決策として、世話が出来なくなったペットの、
後見人制度などもありますが、
やはりお別れの時が来るまでは、一緒に居たいと思うものでしょう。
そこで最近注目を集めているのが、
ペット一緒に入れる特別養護老人ホームです。

神奈川県横須賀市にある「さくらの里　山科」は、
４階建てのホームの２階部分が、犬や猫と一緒に入所できるスペースとなっており、
入所前に飼っていた愛犬愛猫と別れることなく過ごすことができます。
そして、もしも飼い主さんが先に逝くことになったとしても、
その後も愛犬愛猫は、施設で責任を持って飼育してもらえるのだそうです。
こうした動物達と一緒に過ごすことは、
人間にとってもポジティブな効果があるという研究結果は、
いくつか報告されているところでもあります。

アンケートによると「あったらいいと思う飼育サービス」として、
「高齢で飼育不可能な場合の受け入れ施設提供」が、
１位に挙げられています。
「責任を持って最後まで飼えないのであれば、
そもそもペットを飼うべきではない。」という意見があることも
承知していますが、このように最後に心残り無く旅立てることも、
福祉としては重要な部分ではないかと感じます。
人間の事だけでなく、ペットの事についても、
助け合える世の中になるといいですね。

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元記事：「産経ニュース」
http://www.sankei.com/premium/news/161002/prm1610020024-n1.html