猫の異食症

猫飼いの皆様には常識かもしれませんが、
猫は寝ることの次に吐くのが仕事というほど、
(そう感じるほど)頻繁に吐いてしまいます。
グルーミング時に呑み込んだ毛の、毛玉なんかが代表的ですね。
それだけでなく、異物を誤飲することもあります。
先日、ニュースになっていたのは遊びに使うようなヒモの誤飲で、
これは基本的に、非常に危険なケースだといいます。
知り合いの家のネコちゃんが、
ビニール袋のかけらを吐き出した時は、かなり衝撃的でした。

 

誤飲には気をつけるしかないのですが、
なんと異食症というものがあり、布を食べてしまう猫がいるのだそうです。
最初は舐めたりしゃぶっていた布を、齧りだし、
最終的には食べるようになるのだとか。
原因はよくわかっていないものの、下記のようなことが言われています。

 

・幼児期強制離乳させられている
子猫の時の愛情不足から、布をおしゃぶりしてしまうのだとか。
・フードがおいしくない
今のご飯が嫌いで食べたくないものの空腹である時に、
布を噛んだりしてしまうことがあるそうです。
・ストレスを感じている
・退屈なので飼い主の気を引こうとしている
構って欲しさや、そこからのストレスなども原因と考えられています。
・寄生虫がいる
・消化器疾患をわずらっている
・猫エイズなどに感染している
上記のような、病気に罹っている場合も、
異食をしてしまうケースがあるそうです。
また、これら以外にも遺伝的な要素も疑われています。

 

布製品を置かなければ異食は防げるのですが、
なかなか難しいですし、そもそも根本的な解決にはなりません。
健康診断を受けてみて異常がないようであれば、
ストレスとなっていそうなものを探す、
あるいは、愛情不足のケースも考えられるので、
たくさん構ってあげて甘えさせてあげるのも良いでしょう。
わからないことも多い病気ですが、もしかしてと思ったら注意してみましょう。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/20886/