ペットにお風呂は大切なこと？
ペットでもアレルギーを発症したり、
アトピーになったりすることはご存知でしょうか？
犬猫のアレルギーの原因は、
免疫システムの異常だけと考えられていたのですが、
最近は肌が持つバリア機能が、
原因の一端を担っていると考えられているようです。
元記事では動物のアレルギーについての特集の第3回が掲載されています。
「皮膚を清潔に保つ」
「しっかり保湿すること」
の２つがスキンケアにとって大切なのだそうです。
今までの考え方だと、
ペットの皮脂は重要な役割を持っていると考えられており、
短毛種のネコちゃんであれば、
年に１～２回程度のシャンプーが理想とされてきました。
それが最近は、刺激が少ないペット用シャンプーや、
皮膚の保護をする保湿剤なども出て来たそうで、
皮膚の衛生状態を考えると、使った方が良いのだと言います。
ペットの皮膚のバリア機能がどの程度なのかは、
すでに検査機器が開発されており、
それで測定することが可能なのだそうです。
これは人間でいう「皮膚生理機能検査」と呼ばれるもので、
人間の検査をペット向けに応用した測定器なのだそうです。
ただし現状では、機器を導入している病院が少なく、
検査の知識や経験がある獣医師さんが少ないことから、
一般的な検査とは言えないのだとか。
問題は他にもあり、どの程度の数値が「正常」なのかを、
定めることが出来ていないそうです。
犬や猫の種類、年齢、性別などではそれほど大きな違いは無いものの、
季節や測定する部位、ペットの興奮度などが、
影響が大きいのだそうで、これからも研究が必要なようです。
ネコちゃんのシャンプーも週1回程度で、
毎日お湯に入れてあげるようにしても良いそうです。
（もちろんネコちゃんが望めばですが）
ただ、これまで信じられてきたことと違うことをするのは、
なかなか勇気がいることですし、
それが自分のことでなく、大切な家族のことであれば尚更です。
信頼できるお医者様にご意見を伺い、
信じるに足りる説明をいただけたなら、
お湯浴びをさせてみても良いかもしれません。
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元記事：「日経トレンディネット」
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/011201095/
