高齢ネコが罹りやすい病気
今後、高齢者の方が高齢者のペットを介護する必要が出て来ることが、
最近のペット業界では注目されています。
それに伴って、ペット用の老犬・老猫ホームのようなものや、
ペットと入れる老人ホームなど、
高齢のペットと飼い主様にフォーカスしたサービスが話題です。
そもそもがペットたちも寿命がありますので、
高齢になると身体が弱ったりするほか、
かかりやすい病気も出て来るそうです。
たとえばネコちゃんである場合、
慢性腎不全や尿毒症のような腎臓関連の病気。
糖尿病や甲状腺機能亢進症のような内分泌関連の病気。
その他腫瘍関連の病気。
などの３つが挙げられます。
腎臓は、血液をろ過する役割があり、
老廃物や塩分などを尿として排出してくれますが、
この不要なものや水分を体外に排出できなくなり、
食欲不振や息切れなど様々な症状がでるのが尿毒症です。
命にかかわるものですが、
早期発見できれば、お薬や食事療法で進行を遅らせることが、
出来る可能性もあるということです。
内分泌とはホルモンのことで、
からだの機能を正常に整えようとしていたものが、
うまく働かなくなってしまうことがあります。
こうなると糖尿病にかかりやすくなったり、
甲状腺機能亢進症のようにホルモン分泌が過剰となり、
食べているの痩せていったり、
呼吸が荒かったり、興奮しやすかったりと、
いろいろな問題が出て来ます。
腫瘍の病気は様々なものがあるそうですが、
特に乳腺腫瘍は悪性であることが多いのだとか。
しこりを発見したら、その時は小さくても、
しっかり受診する様にしたほうが良いようです。
早期発見で対処するのも、もちろん大切ですが、
かかりやすい病気や症状を把握して、
日頃から防止に努める事で、
老後のペットたちとの生活を楽しくしたいですね。
その際は、自身の健康管理もしっかりするようにしましょう。
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元記事：「産経ニュース」
http://www.sankei.com/life/news/171124/lif1711240011-n1.html
