苦境を乗り越える力
元記事では、戌年にちなんで、
ワンちゃんと飼い主の悲喜こもごもの話を連載として掲載する中で、
こころに残った話を紹介されています。
連載6回のうちに、3回は東日本大震災が関係した話となったそうです。
その中でも特に、とある一家の被災体験を思い出すのだとか。
震災の日、その家族3人とワンちゃん1匹は、
2階に避難した後津波に襲われ、全身ずぶぬれになったそうです。
日が沈んだ後は、3月とはいえ東北の気候ですので、
寒さに震えることになりました。
その時、愛犬を交代で抱きしめて、身体を温めたといいます。
そしてそれは、温かさだけでなく、
震災という大きな苦境を乗り越える力にもなったようです。
こういった災害時に、ペットを守った・守られた話は、
美談として聞くことが多いのですが、
実際、守りきれずはぐれしまうケースもとても多いようです。
そのため東日本の震災後の2013年、
環境省は避難所への同行避難を原則とする指針を定めました。
ただ熊本の震災では、未だに飼い主に迎えてもらえない、
多くの被災犬がいるといいます。
災害は突然のものですし、防ぐことは難しいでしょう。
しかし、備えることはできます。
まずは飼い主がしっかりとして、日頃からしつけをしておくこと。
非常用のペットフードも必要となるでしょう。
避難場所の確認などもしておいた方が良いかもしれません。
準備をしておくのはなかなか大変ですが、
そういった中でも愛犬との絆は深まるものです。
そして愛情を持って接すれば、
苦難が訪れた時にも、必ず力になり、支えてくれるはずです。
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元記事:「河北新報オンラインニュース」
http://www.kahoku.co.jp/column/desk/20180123_01.html