ワンちゃんの唸り声について

ワンちゃんたちの行動や声などは、多くの意味が込められています。
愛犬と以心伝心と思っていても、本当の所はわかりません。
ですので、飼い主さん達は、
ペットたちの言動の持つ意味を知りたがるのでしょう。
元記事によると、ワンちゃんの唸り声についての研究が行われたようです。

 

ハンガリーの大学では、研究チームが
「犬のうなり声に込められた情報や感情を人間が読み取る力」
についての研究が行われました。
なぜ、たくさんのコミュニケーションの中から、唸り声なのかというと、
1つは、簡単な仕草や声については、
これまで多くの研究がされていることからのようです。
また、ワンちゃんたちが唸り声を、
威嚇の時や遊びの時にと、異なる場合について使い分けることから、
これについての研究が選ばれたようですね。

 

実際、ワンちゃんは多くの場合で唸り声を使い分けます。
恐怖心からだったり、仲間を守ろうとしたり、
好きなものをとられそうだったり、
自分の領域が侵されることからだったり。
それにケンカや遊びのときの唸り声があるのです。
研究ではその中の3つ
・食べ物を守るとき
・人と綱引き遊びのとき
・知らない人が近づいて来たとき
について調べられました。

 

録音された3つ音声の1つずつに、どういった感情かを評価すること。
3つの音声をそれぞれどの唸り声に該当するか、当ててみること。
二通りでの実験が行われました。

 

実験には40人の20~30代の男女が参加したとのことです。
食べ物を守るときや、知らない人が近づいて来たときの声については、
恐怖や失望という評価を行った人が多く、
人と綱引き遊びをしているときの声には、
喜びや陽気さという評価が高くなったそうです。
また、唸り声がどれに該当するかを選ぶ実験では、
綱引き遊びのときの声は、81%もの正答率である一方、
食べ物を守るときは60%、知らない人に対してのときは50%と、
低く結果がでたようです。
これは、両方の声に込められた感情が似通っていて、
混同してしまった人が多かったことからのようですね。

 

実験結果として、人間は異なる動物の声に込められた感情を読み取れる、
と結論づけられています。
そして、ワンちゃんを飼ったことがある人や女性のほうが、
正答率が高い傾向があったとのことです。

 

ワンちゃんに限らず、動物たちと暮らしていく中で、
我々は鳴き声や仕草から、多くの情報を得ています。
これは人間同士でも同じことが言えるでしょう。
相手の気持ちを読み取る力というものは、
動物たちが生きていく上で必要としたものなのかもしれませんね。

 

 

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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/6202