ネコちゃんの社会性

SNSなどで良くみる、異種の動物たちが仲良く暮らしている写真や動画。
もちろん、様々な事情があり多頭飼いに至ったのでしょうが、
なんとも微笑ましくて、羨ましい様子です。
犬に育てられた猫が、まるで犬のように育ち、
猫と一緒に育った犬は、なんだか猫のような気もしてきます。
鳥や鼠と暮らすネコちゃんなんかもいるようですが、
本来は狩猟の対象となるような生きものと、
ネコちゃんはなんで一緒に暮らせるのでしょうか。

 

ネコちゃんが生まれた後、子猫の段階で社会性を身につけます。
母猫や兄弟と暮らしながら、他の生き物との関わり方を教わるのだそうです。
この時期に、他の生き物たちを多く関わりを持ち、触れ合うことで、
異種間でも愛情を持って接するようになるのだそうです。
子猫の頃から人間に育てられた仔と、野良で育った仔で、
人に慣れていたりそうでなかったりするのはこのためですね。
ですので、保護した仔が野良で育った仔だった場合は、
受け容れてもらうことに、多くの時間が必要だったりするのです。

 

社会性を構築する時、いろんな刺激を受けて育った仔は、
見たことが無い動物などであっても、受け入れる事が出来たりするようです。
また一説として、哺乳類同士に共感能力があり、
自分たちのネガティブな感情や状態を和らげようと、
お互いを受け入れあうことがあるのではないかと考えられています。
別の説としては、ネコちゃんたちが群れをつくらずに、
個体同士の関係を重要視することから、
おのおのの人間や動物が、
自分に優しくしてくれるのかどうかなどを判断しているのだといいます。
しかし、上記のような説など以外にも、
異種動物と思いがけず打ち解けあうネコちゃんもいるようです。
この場合は、やはり個体差だったりもっている気質の問題のようですね。

 

ネコちゃんに限らず、異種の動物たちが触れ合う様子は、
見ていて癒やされるものがあります。
ですが、やはり基本的には異種動物たちは打ち解けないものです。
無理に一緒に暮らさせようとすれば、
お互いも我々飼い主も不幸なことになるでしょう。
飼い主のワガママではなく、
ペットたちが暮らしやすい環境を作ってあげたいところです。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/20402/