子どもとペットと

ペットを飼う理由・飼い始める理由として、
「子どもの情操教育の一環として」ということもあるかと思います。
ペットの飼育を通して、責任感を育てる、
命の大切さを知るなど、様々な成長を促すことが出来ます。

 

ただ、最初は喜んでやっていた世話も、
だんだんやらなくなってきて、
結局、お父さんお母さんが世話をすることになるのは、
良く聞く話です。
ここで妥協せずに、しっかり世話するようにしつけるのも、
子どもへの教育にとって大切なことですね。

 

ペットの最後の役割として、
自分の死を通して、命の尊さを教えてくれることが挙げられます。
昔は、犬猫などの寿命も比較的短かったので、
子どもが中学高校へ進む頃に、亡くなってしまうことが多かったでしょう。
一緒に育った兄弟との別れは、子ども達に多くを教えてくれるはずです。

 

しかし、今ではペットの平均寿命も伸び、
子ども達が大人になり、社会人となってから、
お別れが来ることも多いようですね。
出来れば最期を家族で看取りたいものですが、
遠方で暮らしている場合は、それが叶わないこともあるようです。

 

家族の一員でもある以上、一緒に育ってきた絆や、
心を育ててもらった恩もたくさんあることと思います。
4月から新生活を始めているみなさんは、
是非、実家のお父さんやお母さんだけでなく、
ペットちゃんたちにも、孝行をしてあげてください。
悔いのない別れは難しいですが、
少しでも良いかたちで迎えられたら良いなと思います。

 

 

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元記事:「ウーマンエキサイト」
http://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1478586696201/