老犬の口臭問題
知り合いのワンちゃんに老犬がいるのですが、
もう目もほとんど見えずに、運動もあまり出来ないようです。
たまに寄ってきて、抱っこをねだったりもしてきますが、
抱きかかえると、口臭を強く感じました。
老犬になると、口臭が強くなる傾向にあるようですが、
その理由とはいったいどのようなものなのでしょうか。
ひとつは口の中の清潔さが保てていないことが原因です。
歯磨きを定期的にしっかりとされていれば、
問題ないこともありますが、そうでなければ、
歯垢や歯石の付着から、歯茎が炎症を起こし、
歯周病や歯肉炎になっている可能性もあります。
歳をとってくると歯肉がやせてきて、
歯肉と歯の間が広がり、雑菌がたまりやすくなることで、
口臭の原因となるのです。
口内だけが原因とは限りません。
加齢にともなう消化機能の低下や、食生活の乱れなどから、
腸内の環境が悪化しているのかもしれません。
腸内の悪玉菌の数が増えていくと、
消化や免疫などに悪影響を及ぼすこともあります。
口内のケアはしているのに・・・という時は、
胃腸などをはじめとした、内臓のトラブルかもしれません。
こういった問題を起こさないようにするためにも、
まず歯磨きから始めましょう。
いきなり口の中にブラシを入れると、愛犬も嫌がるでしょうから、
最初は口のまわりにブラシをあてたり、
口のなかをさわったりすることに慣れさせましょう。
ブラシがどうしても難しいようなら、
ガーゼのような柔らかい布で磨いてあげるのも良いでしょう。
もうすでに歯石がついている場合は、
毎日のケアの中では取り除くことはできません。
本来、動物病院で麻酔をかけて歯石除去をしてもらわないといけないのですが、
老犬の場合や病気を持っている場合は難しいです。
しかし、最近はある程度であれば、
麻酔をかけずに取り除く方法もあるとのことですので、
まずは動物病院で相談してみるのが良いでしょう。
腸内環境が原因の口臭であれば、フードを見直すのも手です。
乳酸菌を含むヨーグルトを少量あたえることで、
腸内環境を整えることができます。
与える時は無糖のものを選ぶようにして、
カロリーに配慮し、食べさせすぎることには控えるようにしましょう。
また、歳をとってから急にフードを変えると、
ストレスになることもありますので、十分な配慮をするようにしましょう。
他にもサプリメントを使う方法もあるようです。
いきなり口内ケアを始めると、愛犬もびっくりするでしょうけれども、
健康を維持するためには大切な習慣です。
出来れば、仔犬の頃から慣れさせることで、
抵抗なくブラッシングなどが出来るようになるのが理想ですね。
食事を大きく変えるのは難しいですが、
少しのアレンジで、健康をサポートできるかもしれません。
愛犬がいつまでも元気にいられるように、
生活習慣を大切にしていきたいですね。
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元記事:「mofmo」
https://mofmo.jp/article/18556