ペットのサマーカット

これから暑い季節になってくると、長毛のペットたちには、
厳しい季節のように感じます。
ですので、毎年毛を短くカットした「サマーカット」にする、
という飼い主さんも多いのではないでしょうか。
しかし、サマーカットにはデメリットもあります。
元記事では、毛を短くする事での、
メリットとデメリットが掲載されています。

 

動物の被毛の役割とは、
皮膚と空気の間の断熱材のような役割であり、体温調整に必要なものです。
寒さから身を守るだけでなく、暑い日の熱を伝わりにくくもしているのです。
また、木の枝や草の葉っぱなどや、雨や紫外線などが、
直接皮膚に当たらないようにすることや、虫刺されなども防いでくれています。

 

犬猫の被毛には2種類あります。
硬い上毛と柔らかい下毛の2層に分かれたダブルコートは、
春と秋の換毛期に、夏毛と冬毛が生えかわります。
一方のシングルコートは、下毛を持たずに、抜け毛が少ない犬猫です。
ワンちゃんの場合は、定期的なカットが必要です。

 

毛をカットする事によるメリットは、
ブラッシングやシャンプーなど、手入れが楽になり、清潔に保てる事。
夏にできやすい細菌性の皮膚炎が軽減され、予防に繋がる事。
長毛で頻繁に毛玉を吐くようなネコちゃんには、
予防のため毛刈りが推奨される事。
などが挙げられます。

 

デメリットとしては、
直射日光が当たるため、紫外線の影響を受けやすくなってしまい、
熱も直接伝わるため余計に暑く感じられることがある。
前述のように、皮膚に刺激を受けやすくなる事。
主にダブルコートの犬の場合、換毛期との兼ね合いで、
毛が生えそろうまで2~3年かかることがあるという事。
まれに、全く生えかわらなかったり、
下毛だけしか生えてこないこともあるのだとか。

 

デメリットも大きそうですが、
毛刈りでずっと活動的で快適そうになったという話もあるそうです。
活動量が多い仔の場合は、毛が短い方が楽になるのかもしれません。
それぞれの長所や短所をしっかり把握したうえで、
ペットの状態や普段の生活によって、
カットするかを決めるのが良いかもしれませんね。

 

 

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元記事:「NICHIGO PRESS」
http://nichigopress.jp/live/live_sodan/177899/