ネコちゃんの記憶力

起きたらネコちゃんに見つめられている・・・。
そのような話はよく聞きますが、
一方であまりネコちゃんに構ってもらえない飼い主さんがいることも事実です。
ネコちゃんに嫌われているのかな?と心配になりますが、
そのような方でも、体調不良で寝込んだときに限って、
ネコちゃんが心配そうに様子を見に来てくれることがあります。
また、この様な話もあります。
いつも出かける時、ネコちゃんを撫でまわして出かけるのに、
その日は時間が無くて撫でずに家を出てしまった飼い主さん。
その後、ネコちゃんは玄関でずっと帰りを待っていたと、
飼い主さんの家族が教えてくれたのだそうです。

 

このように、ネコちゃんは「いつもと違うぞ?」
と感じる事については敏感なようです。
野生の頃の生き方のなごりなのかもしれませんが、
いつもと違うことを感じ取れるのは、
やはりネコちゃんたちが頭がいい証拠なのではないでしょうか?

 

元記事では、ネコちゃんの記憶力についてかかれています。
私達と同じように、ネコちゃんにも短期記憶と長期記憶があります。
短期記憶とは、ちょっとしたことを短い間覚えておく能力で、
我々も日頃から活用している記憶です。
なんとネコちゃんは、この短期記憶が人間の20倍も優れているのだとか。
しかし、自分の興味がないことについては、
ほとんど記憶しないのだそうです。

 

それだと長期記憶は大したことないのでは?
と思うかもしれませんが、実はこれも優れている部類に入るそうです。
特に怖かったことや嫌だったことについては良く覚え、
逆に楽しい嬉しいことなども、長く覚えておくことが出来るようです。
ネコに一度嫌われると、関係を取り戻すのに苦労するようですが、
昔から恨み深い生き物として描かれる話もありますように、
やられたことはずっと覚えているのでしょう。

 

では昔の飼い主さんたちのことを、
ネコちゃんたちは覚えてくれているのでしょうか?
これもあまりにも長い期間会わないと、忘れることもあるそうですが、
ちょくちょく会うことがあれば、忘れづらくなりますし、
接しているうちに思い出したりもするようです。
ただ、みんなが喜びを表現するわけでは無いので、
覚えているけれど素っ気なくしているのかもしれませんね。

 

もちろん、この記憶力なんかも個体差があります。
驚くほどの学習能力を発揮する仔もいれば、
自分がいないと何にも出来ない仔だろうなーと感じる仔もいるでしょう。
それでもきっと、ネコはネコなりに考えています。
帰りを出迎えてくれる仔も、我関せずと寝そべっている仔も、
それぞれ飼い主さんたちとの生活を楽しんでいるのではないでしょうか。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/40228/