ペットと飼い主は似る？
「アメーバニュース」
http://news.ameba.jp/20160316-397/
以前のブログで、「ペットは飼い主に似る」という話を投稿しました。
前回は、「ペットの顔真似が出来る」といった結論になりましたが、
今回は米大学の研究結果として、
「ペットは飼い主に似てくる」という記事になっています。
心理学者で大の動物好きでもある内藤誼人先生に話を聞いたところ、
「カリフォルニア州立大学のマイケル・ロイが、こんな実験を行いました。
まず犬を飼っている男女に
自分の写真とペットの写真を一枚ずつ持ってきてもらい、
それをランダムに並べます。
そして、第三者に並べた写真を見せ、
誰がどの犬を飼っているかマッチングさせました。
その結果、25組中16組、64％という高確率で
飼い主をマッチングさせることができたのです」という話でした。
ではやはり、ペットと飼い主は似てくるのでしょうか？
「実は、いま紹介した実験結果は純血種の場合のデータです。
これが非純血種（雑種）になると、正当率は35％にまで落ちます。」
「多くの場合、純血種は飼い主がペットショップなどで
自分が選んで買ってくるものですよね。
ところが、非純血種は知り合いから譲り受けることが多いものです。
この違いを踏まえると、実験の結果は
『自分で選択したペットのほうが
譲り受けたペットより飼い主に似ていることが多い』
ということを表しているということになります。」
内藤先生によると、人間は自分に似たものを好きになる傾向があるといいます。
この心理がペットを選ぶ時にも無意識に働いているらしく、
一緒に暮らしているうちにペットが飼い主に似てくるのではなく、
最初から自分に似ているペットを無意識に選んでいるというのが真相のようです。
似た者夫婦という言葉がありますが、
ペットにも同じことが言えるのかもしれませんね。
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