ネコちゃんの盗み食い

ペットちゃんを飼っている方で、彼らの盗み食いの癖に困っている、
という方も多いのではないでしょうか?
ちょっと留守にしている間や、夜中にこっそりと、
盗み食いをするペットちゃんには、頭を悩ませるばかりです。
元記事では、ネコちゃんの盗み食い癖の理由や、対処の方法が書かれています。

 

そもそもが、ネコちゃんは盗み食いをするタイプではないようです。
動くものを捕まえて食糧にしてきた彼らにとって、
動かないものについては基本的に興味がないはずです。
ですので、盗み食いをするのは、なにか他の理由が考えられます。

 

まず、今まで生きてきた中で、途方もなく飢えたことがある場合は、
食べ物を漁ってみたり、食べたことないものに
手を出したりすることもあるそうです。
ネコちゃんは、気分でダラダラと食べる仔もいますが、
わりと食いしん坊な仔は、こういう理由があるのかもしれませんね。
また、仔猫の時に、親猫や飼い主さんから、
人間の食べ物を与えられているかもしれません。
三つ子の魂百まで、ともいいます。
急に新しい食べ物に挑戦することは、ネコちゃんはなかなかしないようです。
ですが、好奇心から食べてみる仔もいるそうで、
あの食べ物はおいしかったから、これもおいしいかも?と、
あれこれ手を出しているのかもしれません。
そして、個体差も重要です。
同じ環境で育った兄弟でも、やはり盗み食いする癖がある仔もいるのだとか。

 

単純に、食べられるということ以外に、盗み食いによるリスクはあります。
基本的に人間の食べ物は、ペットたちには向いていません。
ネコちゃんが好みそうな、練り物、干物などは、
塩分などが多く含まれており、ミネラルが豊富な食べ物は、
尿結石などを引き起こす可能性があります。
野菜などでもミネラルが多いものは、注意が必要です。
白米などの炭水化物が多いもの、揚げ物などの脂質が多いものも注意です。
肥満になったり、糖尿病にかかったりすることがあります。
また、食物繊維が多い食べ物の場合、
なんと栄養不足に陥ることもあるのだとか。
ネコちゃんは腸の長さが短いので、
そこから栄養を吸収しなければいけないのですが、
繊維質が多いと、そうなる前に排せつしてしまうようです。
青魚などもネコちゃんが好きなイメージですが、
食べ過ぎると、脂肪の酸化を抑えるビタミンEが不足して、
黄色脂肪症という病気になるのだとか。

 

盗み食い対策として、やはり人間と同じものを与えないことが挙げられます。
既に味を知っていておねだりする仔にも、あげないようにしましょう。
食卓や、台所など、ご飯を扱うようなところにも、
乗っていたら降ろすことを繰り返し、
乗ってはいけないことを忍耐強く教えていきます。
お腹が空かないように、与える量を増やすと、
結局食べなかったり肥満の原因になりますので、
通常の量を分けて与えるようにするのもいいかもしれませんね。
何よりも基本的なことですが、食べ物は出しっぱなしにせず、
きちんと保管するようにするのが一番です。

 

盗み食いを放置すると、いつか食べてはいけないようなものを口にして、
いのちにかかわるような病気をしてしまうかもしれません。
食べている様子はとてもかわいくもあるのですが、
ネコちゃんが不幸にならないように、きちんと管理していきたいですね。

 

 

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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/cat/p/33180/