熊本地震とペットたちの環境

熊本地震から1年と半年過ぎようとしていますが、
被災者の方達も、そのペットちゃんたちも、
まだまだ日常を取り戻せたとは言えないようです。

 

2011年の東北沖地震の際は、避難時に多くのペットたちが、
止むを得ず置き去りにされることがありました。
その経験から、環境省は2013年にガイドラインを策定し、
災害時にはペットを連れて避難することを呼びかけて来ました。
ただ、これに関して、飼い主さんも自治体も、
充分な準備が出来てはいなかったようです。

 

地震の発生から約1カ月後には、熊本県・熊本市・県獣医師会によって、
避難先がペットNGである場合の一時預かり先として、
県外の大分県九重町に、
受け入れ施設「熊本地震ペット救援センター」が設置されました。
しかし、ペットちゃんの、特にワンちゃんの受け入れ条件として、
義務付けられている狂犬病の予防接種や飼い犬登録の他、
混合ワクチン接種やノミダニの予防などがあったのですが、
この条件を満たしてない飼い主さんもいらしたようなのです。
ペットに対して大らかな、地方の話ということも大きいのかもしれませんが、
これらは何も特別な条件という訳では無く、
ペットをかわいがるのであれば当然であり、また飼い主の責任の範疇です。
最近では、狂犬病の予防接種もしない飼い主さんもいるという話も聞きます。
飼い主の義務、責任と切り捨てるのではなく、
積極的に呼び掛けていく必要があるとも思います。

 

ペットとの同行非難をしても、受け入れてくれない避難所もあったという話も、
以前のブログで書きましたが、
このためペットと共に車中泊をする飼い主さんも居たということです。
折角、受け入れられても、ペットへ餌や水を与えることを、
不満に思う被災者さんも居たといいます。
そこで一部の避難所では、ペット同伴の避難者用のスペースを確保し、
出入り口も専用のものを設けたりもしていたのだそうです。
その他にも、ワンちゃん用スペース・ネコちゃん用スペースと、
分かれている場所もあったということです。

 

災害は、いつ起きるか予測がつかないですが、
日頃からの準備は非常に大切だと感じます。
我々飼い主が、怖くて不安なのですから、ペットたちはもっとでしょう。
大きなストレスを感じているだろう彼らと、
一緒にいてあげて、不安を和らげたいものです。
その為にも、普段から飼い主として、しつけや通院、
適度なコミュニケーションも必要です。
ペットを飼っていない人たちへの理解を呼びかけることや、
各自治体での取り組みなど、まだまだ課題は多いと感じます。

 

これから少しずつ、飼い主さん達とペットちゃんたちの生活も、
穏やかになっていくと思います。
もっと時間が経てば、災害の記憶も薄らいでいくかもしれません。
しかし、過去の災害から、多くを学んできたように、
あっては欲しくないことが起こった時のことを、
考え、伝えていく必要がありますね。

 

 

福岡 ペット火葬、ペット葬儀、ペット霊園のご依頼はペットライフサポートへ
ご依頼ください。
福岡市内(中央区・博多区・南区・早良区・城南区・西区)
福岡市近郊(那珂川町・春日市・大野城市・太宰府市)
その他の福岡県内にも、ご対応致しております。

 

******
元記事:「HUFFINGTONPOST」
http://www.huffingtonpost.jp/2017/04/12/kumamoto-pet-01_n_15974376.html