ワンちゃんの嫉妬
先日のブログ記事では、ペットに新しい家族が増えた時、
嫉妬する仔もいるという話を書かせていただきました。
ワンちゃんには嫉妬心があるということは、
カリフォルニア大学の動物行動学研究チームが、
研究結果として発表しているということです。
研究では、ぬいぐるみと絵本、インテリアに対して、飼い主が夢中になった時、
飼い犬はどのような反応をするかをチェックしたそうです。
絵本やインテリアに関心を持っていても、
飼い犬たちは、それほど気にする様子が無かったのに対して、
飼い主さんがぬいぐるみを撫でたり、話しかけたりしときは、
焼きもちをやき、ぬいぐるみに飛びかかったり、
飼い主との間に割って入ろうとしたといいます。
上記のように、ワンちゃんたちが嫉妬するのは、
飼い主さんが他の人や動物と接した時や、
自分だけ仲間外れにされてると感じた時が多いようです。
そして、嫉妬心から問題行動へと発展するケースも多いようですね。
まず、人でも他の動物でも、新しく迎えられた新入りさんに、
吠えたり噛みついたりと攻撃行動を行なったりします。
これは、飼い主さんを守ろうとしていることも考えられるそうです。
こういった場合は、新入りより愛犬を優先してあげることで、
満足感を与える事が大切です。
そして万が一にも新入りを攻撃させないように、しておきたいですね。
攻撃をしなかったとしても、愛犬はストレスを感じているかもしれません。
そのため、モノを壊してしまうような行動に出てしまうこともあります。
なるべくかまってあげたりすることで、ストレスを発散させ、
溜めないようにしておくのも大切ですが、
モノを壊した時に構ってしまうと、
問題行動がエスカレートすることもあります。
片付けや掃除は、黙ってやるようにしましょう。
問題行動のなかでも、粗相をするという仔も多いのではないでしょうか。
これも飼い主さんに注目をして欲しい一心で、という行動です。
構うとエスカレートすることは変わりませんので、
反応せずに片付けたいですね。
ワンちゃんたちは、嫉妬心から起こす行動は、
新入りの家族や疎外感からのストレスが原因のようです。
日頃から優先的に構ってあげる事で、ストレスの発散をしてあげましょう。
なかには問題行動を起こした後に、怒られることに気付いて、
隠れたり、プルプルと震えたりする仔もいるようです。
かわいい仕草ですが、なるべく問題なく暮らせるように接してあげたいですね。
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元記事：「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/6277
