ネコを祀る神社

ネコちゃんは、仔猫の頃はどの仔も「かわいいなあ」と思いますが、
成猫になると一転して凛々しくなってしまう仔も出てきます。
毛並みも毛色も変ってしまい、仔猫の頃の面影はなくなってしまうのですが、
溢れだす気品は神々しさも感じてしまいますね。
そんなネコちゃんを、本当に神様として祀ってある神社は、
全国各地に存在するようです。
元記事では、東京のほうに存在する、ネコを祀った神社を紹介しています。

 

浅草の「今戸神社」は、招き猫が縁結びの神として祀られています。
招き猫は幸運や商売繁盛のイメージが強いので、なんだか意外な気がしますが、
良縁を求めて、多くの人が参拝にみえられるようですね。

 

立川の「阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ)」は、
別名:猫返し神社
とも呼ばれているそうで、
その名はジャズピアニストの山下洋輔さんが命名したそうです。
飼い主さんが、2週間以上も戻らなかったネコちゃんのため、
天神社で祈願したところ、
ネコちゃんは翌日に帰宅したという話があるのだとか。
余談ですが、同所の立川水天宮には、
いぬの日というものが設けられているようです。

 

赤坂の「美喜井稲荷大明神」は、その名の通り稲荷神社であるにも関わらず、
キツネの像では無く、ネコちゃんの像が安置されているのだとか。
「この神様にお願いする方は蛸を召上らぬこと」
という由緒書きがあるそうですが、その由来は不明なようです。
ネコちゃんにタコを与えない方がいいという知識から、
そういう話が生まれたのではないかということですね。
これも余談なのですが、キツネはイヌに近い生き物のようです。

 

そもそもが、ネコちゃんが祀られることになった理由のひとつは、
日本の産業のひとつであった養蚕が関係しているのだそうです。
蚕たちをネズミなどから守る為、ネコが重宝され、
やがて祀られることになったようですね。
もちろんネコたちは、蚕だけでなく、
当時は貴重だった本(紙)や、食料などなどを守っており、
全国各地で活躍しました。
その結果、多くの神社で祀られることになったのでしょう。

 

神社の祭神はそれぞれで、由来を調べてみると面白い理由があったりと、
なかなか興味深いものです。
太古のロマンとまではいかなくても、
当時の事情に思いを馳せてみるのも面白いかもしれません。
神社を訪れて、ネコちゃんたちに会えたりしたら、もっと素敵ですね。

 

 

福岡 ペット火葬、ペット葬儀、ペット霊園のご依頼はペットライフサポートへ
ご依頼ください。
福岡市内(中央区・博多区・南区・早良区・城南区・西区)
福岡市近郊(那珂川町・春日市・大野城市・太宰府市)
その他の福岡県内にも、ご対応致しております。

 

******
元記事:「ねこちゃんホンポ」
https://necochan.jp/cat/article/1240