ドイツの動物保護施設
元記事には、筆者さんがドイツのベルリンにある、
動物保護施設へ見学に訪れた際の話が掲載されています。
ベルリンのTierheim(ティア=動物、ハイム=家)は、
なんと東京ドーム約3個分の敷地面積があり、
中には様々な施設があるのだそうです。
ウサギなどの小動物がいる区画の施設や、
鳥などがいる施設、爬虫類などがいる施設、
そして犬の施設、猫の施設などです。
それぞれのスペースの前には、
そのスペースで飼育されている動物の情報が掲載されています。
ティアハイムのユニークな点として、スポンサー制度があります。
たとえばワンちゃんであれば、
トレーニングやリハビリをなどを行っている仔もおり、
そういったなんらかの問題を抱えている仔は、
新しい家族に恵まれにくいとも言えます。
そこで毎月や毎年、そのワンちゃんや動物に寄付を行う人がおり、
その寄付は新しい家族に迎え入れられた後も続くのだそうです。
つまり、お迎えした飼い主さんは、
負担が少なくて済むというメリットがあるのですね。
また、保護された動物の中には、飼い主さんを探している仔ばかりではなく、
そのままティアハイムで暮らす仔もいるのだそうです。
獣医さんがいる施設もあり、施設内の動物達の受付の他に、
施設外に引き取られていった仔たちのための受付もあり、
里親に迎えた飼い主さんも利用できるのだとか。
こういった点も、里親になった飼い主さん達への、
負担を減らすことになるのでしょう。
海外は日本よりずっと動物愛護についての認識が進んでいるという話は、
よく言われる事です。
元記事を読む限り、ドイツでは、寄付やボランティアを通して、
うまく動物たちの第2の人生をサポートしているように感じました。
日本でも、今すぐ同じようなことをしようとしても、
上手くいかないこともあるとは思います。
他国の動物愛護の優れた点だけでなく、
日本ではどのように取り組むのが理想的なのか、
また、将来的にどのように発展させていくのかなど、
中長期的な視点での動物保護への取り組みを、
考えていく必要もあると感じました。
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元記事:「ペトこと」
https://petokoto.com/645