喉を鳴らすネコちゃん

ネコちゃんは、みゃあみゃあ、なうなうと鳴きますが、
ごろごろと表現されることもあります。
ご存知の方も多いでしょうが、鳴き声とはちょっと違うあの音、
実は正体は分かっていないのだそうです。
「喉頭の筋肉の収縮により声帯が振動する説」が一般的と言われていますが、
他にも諸説あるのだとか。
しかも、鳴き声とは違う証拠に、
鳴き声を出しながらでもごろごろと鳴らせるそうなのです。

 

とはいえ、どのような状態の時に鳴らしやすいかは、
判明している部分も多いようです。
・リラックスしているとき
・何かを要求しているとき
・緊張、ピンチのとき
・出産後の母子のやりとりのとき
上記のようなケースが挙げられています。

 

この中だとリラックス時の音は良く聞く気がします。
顎の下を撫でてやると、ごろごろと気持ちよさそうに鳴いています。
また、何かの要求時は高い音でぴろぴろに近い鳴らし方をするのだとか。
危険が迫っている時にもごろごろというそうですが、
リラックス時と真逆の状態の時にも鳴らすことがあるのですね。
そして、母子のコミュニケーションとしても、
ごろごろと鳴らすのだそうです。
子猫ちゃんは生後2日目から喉を鳴らすようになるそうです。

 

知れば知るほど、ネコちゃんたちは不思議な生き物だと感じます。
これまでの長い歴史の中で、いくつもの謎を抱えたまま、
我々人間たちと暮らして来ました。
これからネコちゃんたちのことが、全て判っても、そうでなくても、
私達飼い主は、ネコちゃんを愛し続けることだと思います。

 

 

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元記事:「ねこちゃんホンポ」
https://necochan.jp/cat/article/797