ペットと外の世界の刺激

元記事では、ペットを様々な刺激に慣れさせることの
重要性について書かれています。
子犬や子猫など、生まれたばかりの動物は、
音や物に対しての免疫がありません。
ですので、初めて散歩に出た時、怯えて一歩も動けない、
というようなことが起こるのだそうです。

 

そういう時は、飼い主さんが一緒に、
ペットが動くまで待ってあげたり、遊んであげたりと、
「刺激=怖い・悪い」のような先入観を持たせないように、
配慮が必要になります。
玄関のチャイムや来客に吠えてしまう、隠れてしまうのも、
何か怖いものが来ると認識してしまっているのかもしれませんね。
また、縄張り意識も関係しているようです。
小さい頃から部屋に放し飼いにするのではなく、
飼い主さんが相手を出来る時だけ出してやる事で、
正しい縄張り意識を持たせることが出来るようです。

 

ネコちゃんの場合であれば、ちょっとした刺激に驚いて、
隠れるようになってしまうと、地震などの災害時に隠れてしまい、
連れて避難が出来ない・・・というようなこともあるかもしれません。
その他、動物病院で怯える理由の一つに、
刺激に不慣れであることも挙げられるそうです。
元記事の筆者さんの病院であれば、
散歩のついでに気軽に寄ってもらうことも推奨してあります。

 

ワンちゃん以外のペットのように、散歩をさせるような習慣がない仔だと、
なかなか刺激に慣れさせることは難しいことです。
普段から声を掛けたり、テレビや音楽の音を聞かせたりと、
日常のコミュニケーションを通して、世界が広がると良いですね。

 

 

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元記事:「産経ニュース」
http://www.sankei.com/life/news/161021/lif1610210012-n1.html