鳥類も立派なペット
犬猫と比べるとマイナーなイメージがある鳥類ですが、
熱烈な飼い主さんも多いと感じます。
最近ではフクロウカフェなんかも登場して、
鳥類好きな皆様からは、大変好評のようです。
その一方で、鳥類に関する残念な話も聞こえてきます。
愛知県で行われた芸術祭において、
愛鳥家のみなさんを怒らせるような展示があったということです。
室内に100匹あまりの小鳥を放し、展示されていたようです。
論調としては、芸術として利用したということではなく、
管理のずさんさや、飼育環境の悪さなどが指摘されています。
実際、亡くなってしまった鳥もいたのだとか。
芸術祭の終わった現在では、彼らは保護され、
譲渡会が開かれるようです。
また、オウムなどの大きめな鳥類に、
ハーネスをつけて散歩されている方をみて、
虐待が行われているとして、SNSで攻撃するという事件もありました。
散歩させていることを不審に思い、飼い主さんに声を掛けたところ、
逆に不審がられたということで、
虐待に違いないという考えに至ったという話でした。
実際は飼い主さんは、鳥類に関しては大変お詳しい方のようで、
散歩の必要性は、他の飼い主さんも指摘されています。
これらの件について共通して言えるのは、鳥類に対しての知識の不足でしょう。
実際、鳥を飼われている愛鳥家さんでも、
まだまだ勉強が足りないと感じているかたもいらっしゃいます。
普段、鳥たちに触れる機会がない方々なら尚更知識は足りないものです。
芸術としての展示や、散歩させているのが、犬猫ならどうだったでしょう。
狭い室内に押し込められ、不潔な環境にいる犬猫をみて、
芸術性を感じるものでしょうか?
あるいは、犬猫を散歩させているのを見て、虐待と感じるでしょうか?
(猫の散歩は虐待という話も、昔あったと思いますが。)
もう一つ言えるのは、そういった不手際や失礼に対して、
誠実な謝罪ができるのかという点です。
ペットのことに関してだけでなく、知識が不足していたため、
他人を不快にさせるということはままあることです。
その時に、自分の非を認めること、より正しい知識を身に着けること。
飼い主としても人間としても、もっと成長していきたいものです。
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