間違った老化への配慮

人間と同様に、ペットにも高齢化の波が来ています。
昔より愛犬、愛猫を、正しい知識で大切にする飼い主さんたちが、
増えたのだと思います。
そこで、高齢になったペットに対して、
様々な配慮をする飼い主さんも大勢いらっしゃるかと思いますが、
その思いやりは逆効果になっているのかもしれません。
元記事には、実は逆効果になる老化を早める行動として、
チェックしたい項目が掲載されています。

 

1.足腰が弱くなってきたため散歩を止めた
愛犬に対する配慮のため、散歩を控えるかたもいらっしゃるでしょう。
しかし、ゆっくりでもすこしでも散歩をすることで、
筋力の低下を防ぐことになりますし、
日光を浴びることでビタミンDが生成されると言われています。
また、いろんな事物を見ることで、好奇心を刺激され
脳の老化を防ぐのだそうです。
ただし、寒すぎる暑すぎる時間帯や、
段差や砂利道などの歩きにくい散歩コースは控えるようにしましょう。

 

2.代謝が落ちて太るのを防ぐためにご飯の量を減らした
代謝が落ちたとしても、必要な栄養が少なくなったわけではありません。
ですので、少量でもたくさんのタンパク質を与え、
逆に脂質は減らすようにしたほうが良いそうです。

 

3.遊んだりしてあげると疲れるだろうからと、構わなくなった
やはり愛犬も愛猫も、飼い主さんが好きなのだと思います。
いっぱい構ってもらえ、いっぱい褒めてもらえるのは、
愛犬たちにとっては大きなエネルギーです。
子犬の頃の基本的な「お手」「おすわり」などでも、
充分なコミュニケーションになるのだそうです。
また、ネコちゃんの場合はあまり遊ばないイメージがあったりしますが、
子猫の頃からしっかり遊んであげておくと、
大人になっても、遊ぶときは遊ぶ仔に育つのだとか。
知人の家の仔は、16歳ですが、おもちゃで遊んでいます。

 

4.視力低下などに配慮して、家具の配置替えをした
ペットの視力が弱くなると、ゴツンと家具に当たって痛そうですね。
そこで家具を移動して歩きやすく・・・となるのですが、
大きな配置換えは、ペットが戸惑うことになりますし、
ストレスもあたえるかもしれません。
視力が弱っても、慣れ親しんだ環境ならば、
不自由さも不安も感じないのだそうです。
ただ、家具の角やとがった部分なんかがあるのであれば、
そこは保護するようなものを取付けた方が良いでしょう。

 

5.おもらしすることがあるので、オムツをはかせるようにした
オムツをすることで、トイレの習慣が変わってしまい、
トイレを我慢する仔もいるのだそうです。
また、おしっこなどでかぶれてしまう、毛が抜けてしまう、
というマイナス面があります。
いよいよとなれば、頼ることになるでしょうけれど、
まだまだ自分でトイレにいけるうちは、
オムツは使用を控えた方が良いかもしれません。

 

上記の項目は、全てペットのためを想っての行動ですが、
過保護な一面もあるようです。
歳をとったから、身体が弱ったから出来ないと決めつけるのではなく、
充分な運動やコミュニケーションを通して、
ペットたちの老化を正しく受け止める必要がありそうです。

 

 

福岡 ペット火葬、ペット葬儀、ペット霊園のご依頼はペットライフサポートへ
ご依頼ください。

 

******
元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/4813