蚊取り線香の煙

この時期になると、蚊が憎くて憎くてしかたがありません。
江戸幕府第5代将軍徳川綱吉は、生類憐みの令の一つにおいて、
蚊を殺すことも禁じたとされています。
が、今は平成の世ですので、安心して蚊と戦えます。

 

筆者の住んでいる辺りでは、幸い蚊は少ないのですが、
実家ともなると、川は流れ、田んぼや山々に囲まれて、
蚊からすれば、これほど住みやすい土地もないだろうという田舎です。
そして、どんなに気を付けていてもどこかしらを刺され、
その度に憎しみを募らせていくのです。

 

そんな時に頼りになるのは、やはり蚊取り線香。
最近は火を使わない・煙が出ないタイプもありますが、
昔ながらの線香タイプが一番効くような気がします。
しかし、実家にはまだまだ小さな甥っ子くんや、
ほどほどに大きいダックスくんもいますので、
殺虫成分のある煙って人体や犬猫に害はないのか?という疑問もあります。

 

記事中では、爬虫類や昆虫類に対しての毒性は高いものの、
哺乳類や鳥類に対する害は少ないと記載されています。
ただ配慮として、犬猫はもちろんのことですが、
小さな子の手が届かないところに置いておくのが良いようです。
とは言っても、猫は高いところに上るのが仕事と思っている節がありますし、
気持ち的には開けた窓や玄関に置いておきたいものですので、
この辺りは家庭の環境に合わせた配慮が必要になるでしょう。

 

冒頭の生類憐みの令ですが、戦国の世が終わり、
命の尊さを学んでもらうためのお触れだったとして、
このお触れのお陰で今の日本人があるとする説もあります。
ペットだけに限らず痛ましい事件が多い今日だからこそ、
生類憐みの令のような命を尊ぶ法律が必要なのかもしれません。
ただし、ほどほどに。

 

 

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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/3809