ワンちゃんへのワクチン接種
ワンちゃんを飼うにあたって、現在の日本では、
特に資格などは必要ありません。
しかし、義務付けられていることはあり、
その中のひとつが、ワンちゃんへの狂犬病ワクチンの接種です。
もちろん、その他の混合ワクチンもまた、接種を推奨されています。
ワクチンを接種しなければいけない理由は、感染症の予防です。
主な感染経路として挙げられるのは以下の4つ。
①感染犬の咳やくしゃみから病原体が空気中にばらまかれ
それを吸って感染する「空気感染」
②病原体が付着したものを口にする「経口感染」
③感染犬に接触してうつる「接触感染」
④出産の際の母体からうつる「母子感染」
ワンちゃんが気をつけなければいけないのは、病気や怪我などもありますので、
決して感染症に限ったことではありませんが、
他のワンちゃんたちに感染を広げたりしないよう、
必ずワクチンは接種したいところです。
室内飼育だから必要ないという方や、
ワクチンの接種自体が、ワンちゃんに悪影響という考え方もあります。
室内で飼っていも、外へ散歩へ連れて行きますし、
定期的に病院で診てもらうのが一般的です。
多くのワンちゃんと接触する機会がありますので、
ワクチンはやはり接種するべきです。
また、混合ワクチンは接種すべきでないという考えの場合でも、
かかりつけの獣医師さんと相談の上で、最低限必要な分だけでも、
接種することが望ましいと思われます。
世界では新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、
ワンちゃんの世界でも、感染症は大変危険なものです。
罹らない、移さないよう、しっかり対策はしておきたいですね。
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元記事:「ペットスマイルニュース」
http://psnews.jp/dog/p/39845/