盲導犬の訓練
日本盲導犬協会の会報「盲導犬くらぶ」では、
盲導犬の訓練について紹介されています。
犬にどんなことを教えているのかなど、基本的な事から
どういった風に犬を訓練していくのかということまで紹介されていました。
昔の盲導犬訓練は、一言でいえば調教だったといいます。
犬に人の言う事を聞くよう強制し、きつくあたり、恐怖で逆らえないようにする。
一般家庭でも一昔前まで普通に行われていたことのような気がします。
しかし、現在の訓練は教育であり、
犬と人間とが手を取り合い成長しあうものだといいます。
中でも犬を褒めることの大切さは、一般家庭にも通じるものがあります。
それもただ褒めるのではなく、褒められ方を教えてやる。
人間の「笑顔」と「グッド」という言葉と「楽しい」という思い出を
関連付けさせて、楽しかった思い出からまた褒めて欲しい、
嬉しいの繰り返しなのだそうです。
犬たちを叱ったりして辛い思い出をつくるのではなく、
自分のやるべきことを理解して、率先して自発的に行えるように教育する。
何が違うのか、どう違うのか、どうしなければいけないのか。
正しい行動を教え、「グッド」という言葉で、
犬たちのモチベーションをあげていく。
なんだか難しそうですが、
盲導犬の訓練士は、いわば犬たちが楽しくなる褒め方のプロで、
髙い技術を持っている方たちなのだとか。
実際盲導犬とユニットを組んでいる方の話では、
犬との信頼関係が出来るにつれて、生活が犬中心になっていったそうです。
それでも幸せに生活をされているのは、
やはり一人と一匹がお互いを尊重するパートナーである証かもしれませんね。
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