インコの大発生
元記事によれば神奈川県では、
外来種であるインコが大発生しているのだそうです。
神奈川県の川崎市中原区のとある公園内では、
木々に緑色のインコが群れているのがよく見られます。
彼らは「ワカケホンセイインコ」と呼ばれる種で、
おそらくペットとして輸入、販売されたものが、
逃げたか放鳥され、野生化したのではないかということです。
この種は寿命が30年程度と考えられており、
繁殖する事で、数を増やしているのではないかと考えられています。
鳥好きの人からみれば、日本で野生のインコを見れるなんて!と、
喜ばしいことかもしれませんが、
実際はうるさい、怖いと感じる人もいますし、
縄張り意識が強い鳥ということですので、
在来種に対して、なんらかの悪影響もあるのではないかと考えられます。
また、原産国のインドあたりでは、農業被害も多く、
害鳥として扱われているのだそうです。
持ちこまれた外来種が、逃げたり意図的に逃がされたりすることで、
生態系が崩れるということは、世界中で何度も起こっています。
もちろん現在の日本でも、多くの外来種問題を抱えています。
珍しい仔や可愛い仔は、ついつい飼ってみたくなる、
という気持ちは分かりますが、
しっかり責任を持って飼育するようにしましょう。
ペットたちは大切な家族です。
誰かに自慢するための物ではありません。
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元記事:「FNN.jpプライムオンライン」
https://www.fnn.jp/posts/00395449CX