先天病のネコちゃん

ペットちゃんをどこからかお迎えした場合、
残念ながら生まれ持っての病気に罹っているケースもあるようです。
元記事では、ペットショップから迎えた仔が、
先天性の病気に罹っていたという飼い主さんの言葉が綴られています。

 

飼い主さんは、とあるネコちゃん「さくら」ちゃんをお迎えしたのですが、
しばらくして、外骨症という骨が肥大する病気にかかっており、
放置してしまうと歩けなくなってしまうという話を、
獣医さんから聞かされたということでした。
ペットショップへと返すことも考えたそうですが、
その頃にはもうさくらちゃんがかわいくて仕方なかったのでしょう。
返せば売り物にならない仔として、殺処分されてしまうかもしれません。
飼い主さんは、さくらちゃんの手術をお願いして、
これから先も一緒に暮らしていくことにしました。

 

手術のあとは、病気の進行は収まったものの、
足が変形したままとなり、4足とも爪がない仔になりました。
ジャンプも30cmくらいしか飛べなくなったのだとか。
しかし、そんな足でも本能からか、
爪を研ぐような仕草をみせることもあるそうで、
またぬいぐるみを獲物に見立てるのか、飼い主さんの元へ持って行き、
褒めて欲しいという目で見てくるのだといいます。
外出することはないものの、
窓から見える自分の縄張りをチェックすることも怠らないようです。

 

他のペットや家族には先立たれてしまい、
今ではさくらちゃんと2人暮らしといいますが、
そういう境遇でも、飼い主さんなりの幸せを感じていらっしゃるみたいです。

 

ネコちゃんに限らず、病気を抱えていても
必死に生きている仔はいっぱいいます。
飼い主としては、もちろん健康に育って欲しいと思うのですが、
もしこういった病気に直面した時に、
飼い主としてふさわしい振る舞いが出来るか、考えてしまいます。
かわいがるだけでなく、辛いことや苦しいことも、
一緒に乗り越えていける覚悟が必要ですね。

 

 

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元記事:「AERA dot.」
https://dot.asahi.com/column/inuneko/2017051000009.html