外来種の問題

元記事によると、千葉県ではカミツキガメの駆除のため、
元ペットショップ店員さんを専門職員として採用したということです。

 

千葉県北部にある、印旛沼水系では、
特定外来生物に指定されているカミツキガメが、
約16,000匹も生息していると考えられています。
他の多くの外来種同様、元々はペット用として輸入されたものが、
心無い飼い主さんや、ペットショップにより捨てられ、
そこから繁殖していったようです。
こういった外来種は、繁殖力が強かったり、
雑食で色々なものを食べたりしますので、
すぐに個体数が増えてしまいますし、生態系への影響が心配されています。

 

環境省は2005年に、
カミツキガメを輸入や飼育を原則禁止する、特定外来生物に指定しました。
千葉県でも、地元の漁師さんなどに捕獲を依頼していましたが、
個体数は増える一方だったといいます。
そこで専門職員として、大学院や社会に出てからもカメの研究してあり、
豊富なカメの知識をもった男性を採用したという話です。
現在までは、活動が活発な春から秋にかけての、
罠による捕獲が行われてきましたが、
活動が鈍くなる冬の間での捕獲を提言されているそうです。

 

外来種の問題は、最近ではヒアリが話題になっていますが、
近年でも、昔からでも、
それぞれの自治体が頭をかかえている動物は多いと思います。
個体数を増やすということは、それぞれの動物たちの本能ですが、
なるべく早く穏便に問題が解決してほしいと思います。

 

 

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元記事:「千葉日報オンライン」
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/399912