舌を出したままのネコちゃん

愛猫が舌を出したままにしている様子をみたことがありますか?
普段は、しっかりもののように見えるネコちゃんが、
舌をしまい忘れているのかと思うと、ちょっと微笑ましいですね。
彼らが舌を出したままにするのにも、どうやら理由があるようです。

 

ひとつはリラックス状態である事が考えられます。
特に小さい頃から室内で育ってきたネコちゃんの場合は、
警戒心が薄く、筋肉が弛み、舌が出やすいのだそうです。
舌を出したまま寝ていたりする仔は、
家の中は安全であると感じていると同時に、
飼い主さんに対しても信頼をしているということです。

 

ネコちゃんはほぼ一日中毛づくろいをしていますよね。
なんと起きている時間の半分は、毛づくろいをしていると言われています。
時にはあごが疲れてしまい、舌を出しっぱなしにすることもあるようです。

 

下あごが短いネコちゃんの場合、舌が出やすいのだそうです。
種類で言えば、
・ヒマラヤン
・チンチラ
・ペルシャ
・スコティッシュフォールド
などがそれにあたります。
また、抜歯をしたり老猫だったりで歯が無い仔の場合も、
舌を口の中にしまっておくのが難しく、舌が出てしまうことがあるのだとか。

 

かわいい理由ばかりではなく、困った理由もあります。
病気や怪我が原因で、舌を出したままにする場合です。
事故や髙い所から落ちた拍子に、あごを脱臼したり骨折したりした仔は、
口が開きっぱなしになり舌を出し、よだれもダラダラと垂らす状態になります。
また、口内炎や歯周病の痛みから、口が開いたままになるケースもあります。
グルーミングが少なくなるのも特徴です。
呼吸器系の病気を患い、呼吸がしづらくなったことで、
口で呼吸をするようになり、舌を出したように見えることもあります。
怪我や病気が原因の場合はどれも早めに病院で診てもらいたいですが、
呼吸困難の症状はかなり病気が進んでいる状態とのことですので、
急いで病院に連れて行きましょう。

 

ネコちゃんが舌を出したままにする様子はかわいいものですが、
時には怪我や病気のサインであることもあります。
普段から違う様子がないか、他の兆候も見逃さないようにして、
愛猫の健康を守ってあげましょう。

 

 

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元記事:「ねこちゃんホンポ」
https://nekochan.jp/cat/article/10063