殺処分ゼロの裏で

犬猫の殺処分ゼロを掲げる自治体は多数ありますが、実際その裏では、
不幸なペットたちが減っているわけでは無いケースもあるようです。

 

元記事によれば、
全国の犬猫殺処分数は1974年の約122万頭をピークにその後は減少し、
2016年には約5.6万頭にまでなったそうです(環境省調べ)。
大きく頭数を減らしたきっかけとして、
2015年に改正された動物愛護法の「終生飼養」の義務の明文化により、
殺処分のための施設と思われていた各保健所などが、
いのちを生かすための施設へと変わっていたことが、
理由のひとつとして挙げられています。

 

しかし、殺処分をゼロにしようとする運動の裏で、
犬猫を有償で引き取る「引き取り屋」が存在するのだといいます。
自治体に引き取りを拒否された動物たちの一部は、
彼らに引き取られ、劣悪な環境下で飼育されているのだそうです。

 

殺処分が減った裏側には、行政以外の部分で保護団体が活動し、
保護する動物たちが増えたということもあるでしょう。
ゼロを謳う行政側が本来対応しないといけない部分を、
民間に押しつけているだけでは意味が無いと、
批判的な意見も多いのが現状です。
近々、動愛法も改正されるのではないかと思われます。
民間だけ、行政だけではない、
手を取り合った解決策を考えていかなければいけませんね。

 

 

福岡 ペット火葬、ペット葬儀、ペット霊園のご依頼はペットライフサポートへ
ご依頼ください。
福岡市内(中央区・博多区・南区・早良区・城南区・西区・東区)
福岡市近郊(那珂川市・春日市・大野城市・太宰府市)
その他の福岡県内にも、ご対応致しております。

 

******
元記事:「NEWSポストセブン」
https://www.news-postseven.com/archives/20180620_699859.html