迷い犬は家に帰りつけるか
過去に何度か、迷い犬に出会ったことがあります。
最初に出会った仔は、とても毛並みも立派なゴールデンレトリーバーでした。
交通量の多い国道の、車が少ない隙をみて、
反対側の歩道から突然やってきたその仔は、
知人たちと私の後をついてきたり、しばらく先導してみたりと、
まるで昔から知り合いであるかのように、親しげに接してきました。
先日の仔は、事務所のある建物の中に入ってきて、
我が物顔で探検していたところを見つけました。
けしてフレンドリーとは言えないような仔でしたが、
人間が嫌いなわけでもないようで、
こちらが捕まえると無理に逃げようとはしませんでした。
二匹とも共通しているのは、とても楽しそうだったこと。
今自分が迷い犬である自覚は無いようで、
散歩の途中で、面白そうな人や物を見つけたので、
ふらりと立ち寄ったかのような印象でした。
片方の犬は、タグを見ると何キロも離れた場所から
やってきた仔だったのも驚きです。
元記事で紹介されているワンちゃんは散歩嫌いで、
家からあまり出たことがなかったとのことですが、
散歩好きだったら、しっかり家まで帰りつけたのでしょうか？
気ままにぶらぶらと歩き回り、飼い主さんをハラハラさせたかもしれません。
迷い犬になってしまった仔が、ちゃんと家に帰りつけるかは、
その仔の気分次第かもしれません。
首輪にしっかりと保健所や連絡先のタグをつけて、
万が一のことがあっても、連絡がもらえるようにしておきたいですね。
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元記事：「sippo」
https://sippo.asahi.com/article/10563827
