特化した動物医療

一昔前に孤島での島民の生活を支えるお医者さんのドラマが話題となりました。
小さな孤立した集落であるほど、
住民の健康を守ってくれるお医者さんの存在は、
大変ありがたいものだと思います。
またそれは、獣医師さんであっても同じです。
元記事には、淡路島で奮闘する獣医師さんの話が掲載されています。

 

淡路島は島と言っても南北に長い島で、
その長さは福岡市から北九州市の直線距離ほどもあります。
また本州と四国を結ぶ橋もあり、
決して孤立した島というわけでもありません。
その淡路島になんとも珍しい、
動物の耳に特化した動物病院があるのだといいます。

 

院長さんは、元々他の多くの動物病院と同じように、
動物の総合的な治療を行ってきたそうです。
先進的な医療を提供するために日々の勉強や診療に取り組むうちに、
動物の耳の病気の罹患率が高いということに気づいたのだとか。
そしてある時、重い中耳炎のワンちゃんに対して、
当時の日本ではほとんど前例がなかったという「鼓膜切開」という方法で、
治療を行ったそうです。
結果、多くのワンちゃんの症状が改善し、中には見違えるように元気になり、
若い頃のように遊びに誘ってくるようになった老犬もいたのだとか。
そういったこともあり、動物たちは耳の病気による痛みやめまいなど、
つらい症状を表現しないものの、とてもつらいことなのでは?
という思いから、動物の耳科専門の病院に切り替えたのだそうです。
1匹1匹にかける時間が長いため、
1日に多くのペットを診ることが出来ないのが悩みだということですが、
一方でなかなか治らなかったワンちゃんが元気になっていく様子は、
大変やりがいを感じているのだといいます。

 

病院は予約制ですが、九州や東海地方あたりからも、
治療のために訪れる飼い主さんもいるのだとか。
1人のお医者さんが総合的に診るのではなく、
各々が特化した治療をすることは、人間ではあたりまえのことですが、
これから動物やペットの世界でも、
特化した医療というものが当たり前になっていくのかもしれませんね。

 

 

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元記事:「Yahoo!ニュース」
https://news.yahoo.co.jp/byline/minamifumie/20180124-00080754/