ノネコと絶滅危惧種の問題

鹿児島県の沖、沖縄県にほど近い位置、
奄美大島の先に徳之島という島があります。
壱岐島より一回りほど大きいこの島には、
希少動物とされるケナガネズミをはじめ、
アマミノクロウサギやトクノシマトゲネズミ、
アマミヤマシギなどの動物が生息しています。
しかし、ノネコにより被害が深刻であることが、
最近になって話題になりました。
島内の天城町が設置した監視カメラに、
実際にノネコがケナガネズミをくわえ去る様子が映ったことも、
危機感に拍車をかける結果になったのだと思います。

 

ノネコとは、定義的には人の生活圏以外で暮らすネコたちで、
私達が街中で見かける仔たちは、ノラネコあるいは飼いネコとされます。
たかがネコちゃんがいるくらいで、動物が絶滅するようなことにはならない
と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、過去にネコちゃんが原因で、
とある動物が絶滅したとされるケースがあるのです。

 

スチーフンイワサザイは、1900年頃までいたとされる、
ニュージーランド固有の鳥類でした。
空を飛ぶことが出来ない鳥だったとされ、
そのせいで俊敏なネコちゃんたちからは、
うまく逃げることが出来なかったようですね。
伝説では灯台守が持ち込んだ
ネコちゃん1匹によって絶滅させられたという話ですが、
さすがに誇張があると言われています。
ただ、島で繁殖したノネコたちが原因であるというのは、
有力な見かたであるようです。

 

ネコちゃんは、短い年月でもかなり数を増やします。
ですので、各自治体や保護団体は、
野良猫に対して保護・去勢などを徹底しているのです。
徳之島ではノネコの捕獲に力を入れているようですが、
警戒心の強い彼らを捕まえることは容易ではなく、
すぐに解決する問題ではないのです。

 

見ているだけでもかわいいネコちゃんたちですが、
放っておけば数を増やし事故や行き倒れなど、
悲しいことになりますし、殺処分される仔ももっと増えてしまいます。
保護することも、善意のボランティアに依存している状況では、
頭数に限りがあるのです。
福岡市でも殺処分ゼロを掲げていますが、
まず保護される動物たちをゼロにしていかなければなりません。
そのためにも、まずは無責任にペットたちを捨てたりする
飼い主さんたちを、無くしていく必要がありますね。

 

 
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元記事:「sippo」
https://sippo.asahi.com/article/11448952