社会化におけるポイント
仔犬の頃の経験は、非常に重要というお話は、
過去のブログ記事で何度か書かせていただきました。
多くの物事を経験させる社会化という段階を経ることで、
社会性のあるワンちゃんに育ちます。
ただ一言に経験といっても、
いったいどのような経験をさせてあげればいいのでしょうか。
社会化には、やはり散歩ですが、
長時間連れまわせばいい、というものでもないそうです。
目的として、刺激に触れさせ慣れさせることが大切なので、
大きな音や速く動くもの、人や犬など他の生き物など、
何かしら目標を持って刺激を与えるようにしましょう。
ただ、怯える仔を無理やり、というのは大きなストレスを与えますし、
逆効果になってしまいます。
少しずつ気長に慣れさせるようにしましょう。
目標としては、基本的に反応しないことが挙げられています。
人間や自転車などはもちろん、
ワンちゃんや小さな動物たちに、過剰に反応しないようにしたいですね。
ワンちゃん同士なら、挨拶などフレンドリーに出来ると良いかもしれません。
小さい子供や動物などを、
追いかけまわしたりしないようにも注意したいです。
また、最初は歩く場所などにも注意が必要なようです。
アスファルトがほとんどだと思いますが、
公園などでは土や砂、草むら、タイルの歩道など、
さまざまな刺激があります。
我々には何気ないものでも、
小さい仔からすると大きなものだったりしますので、配慮が必要ですね。
社会化は、人も犬も幸せに暮らすために必須の教育です。
出来れば生後3か月くらいまでに、
いろいろな刺激を与えておくことが良いでしょう。
ただ、くれぐれも無理強いしてはいけません。
そして、良い反応を見せてくれたときは、たっぷり褒めてあげましょう。
家族はもちろん、地域の皆さんやワンちゃん仲間と、
楽しい生活を送れるとよいですね。
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元記事：「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/5906
