ネコちゃんと脱水症状

暑い季節になると、ちょっと動いただけで汗が滲みます。
不快な思いをするのも嫌なので、
汗をかかないよう水分をとるのを控える、というのは危険です。
また、ある程度の塩分も重要と言われています。

 

我々のように汗まみれにならないものの、
ネコちゃんたちも脱水症状を起こしたりするのだそうです。
基本的な対策として、密室にしたりせず、
窓を開けて外気を入れてあげたり、
暑い日の場合は、空調なども利用しておきたいです。
もちろん、お水も多めに用意しておきましょう。

 

腎臓の病気が脱水症状にかかわることもあるそうです。
腎臓の機能が低下する事で、老廃物を排出することが出来ず、
嘔吐などからの水分不足になるのだとか。
もし、水分補給の量が増えているようでしたら、
もしかしたら腎臓を悪くしている可能性もあります。
また、胃腸などの消化器系を悪くしている場合も、
嘔吐する事があるようです。
ネコちゃんは健康でも嘔吐する生きものですが、
いつもより頻繁に吐いている場合は、
どこかを悪くしているのかもしれません。

 

感染症などが原因で下痢が続くことでも、
水分が不足してしまいます。
ネコちゃんを外に出してあげてる場合は、
どこからか病気をもらってくるかもしれません。
室内飼いより、注意する必要がありますね。

 

脱水症状を起こしてしまったら、
応急処置として、電解質入りの飲み物を与えましょう。
人間用のスポーツ飲料などに入っていますが、
そのままでは濃いですので、約2倍に薄めて与えましょう。
水1リットルに対し、塩1.5g、砂糖20gを
きっちりと測り、混ぜて与えても良いようです。
直接飲んでくれないときは、スポイトなどで与えても良いようです。
ただし、あくまで応急処置ですので、
その後は必ず獣医さんに診てもらうようにします。

 

暑い寒いは、人間でもペットちゃんでも、
体に不調をきたしやすくなるものです。
お歳を召した方なら尚更ですね。
若くても老いていても、
しっかり対策をして、暑い季節を乗り切りたいですね。

 

 

福岡 ペット火葬、ペット葬儀、ペット霊園のご依頼はペットライフサポートへ
ご依頼ください。

 

******
元記事:「ねこちゃんホンポ」
https://necochan.jp/cat/article/785