ワンちゃんの臭いの嗅ぎとり方

この間のことですが、ペット系のニュースサイトを眺めていると、
ペットのワンちゃんが散歩中にトリュフを見つけたという話がありました。
臭いを嗅ぎ取る事に優れたワンちゃんなら、
見つけることが出来ても不思議ではないと思うのですが、
トリュフ探しと言えば、ブタちゃんが使われることが有名です。
なぜワンちゃんではなくブタちゃんなのでしょうか。
実は、ブタちゃんが嗅覚に優れているわけでは無く、
トリュフの臭いとオスのブタの臭いが同じ成分が含まれているため、
メスのブタちゃんを使って探すそうなのです。
最近では、ワンちゃんを訓練して探すこともあるそうですが、
訓練にはとてもコストがかかってしまうのだとか。

 

そもそもがワンちゃんの臭いの嗅ぎとり方は、2種類あるのだそうです。
「間接タイプ」の犬は、地面や物に付着した臭いを嗅ぎとり、
それを辿って目的のものを見つけます。
警察犬など、職業犬はこのタイプが多いのではないでしょうか。
また「直接タイプ」は、首を上げたまま
空気中に漂う臭いを直接嗅ぎとるのだそうです。

 

この2つのタイプに分かれる原因として、
鼻の構造の違いや細胞の感受性などが挙げられています。
そして、別の理由として、
犬種ごとの臭いを嗅ぐ目的の違いがあります。
ワンちゃんは猟犬として期待され、育てられた血統もいます。
つまり、地面にいるような動物を追う犬であれば、
残された痕跡を追うために「間接タイプ」となり、
空を行く鳥などを追うワンちゃんは、
「直接タイプ」となったそうなのです。

 

うちの仔は臭いを嗅ぎ取るのがヘタ・・・ということではなく、
実はこういった違いがあったりもするようですね。
自分の愛犬は、血統的にどのような長所短所があるのか、
しっかり把握すると、参考になるかもしれませんね。

 

 

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元記事:「わんちゃんホンポ」
https://wanchan.jp/osusume/detail/5367